駐韓日本大使が高校生らに講演

  • 駐韓日本大使が高校生らに講演

武藤正敏駐韓日本大使は5日、韓国・京畿道の東豆川外国語高校で講演を行い、「これからの100年、日韓(韓日)両国は同等な経済力を持った関係になり、競争し協力する時代が来る」と述べた。
 
同日付けの聯合ニュースによると、武藤大使はこの日、今後100年の両国関係をテーマに講演した。講演では、両国の関係が1988年のソウル五輪で変わり始め、2002年のサッカーワールドカップ(W杯)韓日大会できずなを強めたとし、「最近は韓流などでさらに距離が縮まった」と述べた。
 
また、両国がお互いに尊重し合える社会をつくることの重要性を説き、「国際舞台で活躍できる力を備えることが大切」と呼びかけた。
 
そして、「両国が国際社会での協力を強化する時代、アジアでの協力の中枢となる時代、お互いが相手から学びあう時代がやって来ると思う」と話した。
 
約1時間の講演の後は、学生との質疑応答も行われた。東日本大震災の復旧の様子や原子力発電所の事故について質問を受けた。
 
ある学生は「独島など敏感な外交問題について質問したかったが、時間がなかった」と話した。

(亜州経済オンライン)


<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기