日本航空の路線撤退が問題となっている愛知県営名古屋空港(同県豊山町)について、同県は17日、09年度の利用状況をまとめた。日航子会社「ジェイエア」の全9路線の旅客数は43万9745人で前年度比7.1%増加した。しかし9路線いずれも赤字で、日航は全路線廃止計画を変えない方針という。
県航空対策課によると、旅客数が最も多かったのは福岡便の18万人で同36.0%増加した。一方、9路線の平均搭乗率は57.8%で同2.2ポイント減少。搭乗率が最も高かったのは福岡便の69.4%、最も低かったのは山形便の44.9%だった。また国際ビジネス機の飛来機数は09年度67機で同30機減少。08年度のリーマン・ショックの影響に加え、新型インフルエンザの流行が響いたという。
日航は9路線の09年度の赤字額を計約15億円と説明し、来春までに全路線の廃止を表明。県は赤字額が巨額として追加支援を断念している。
日本語ニュースチーム news@ajnews.co.kr
 
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