![[写真=サムスン重工業]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/22/20251022115744539571.jpg)
サムスン重工業は21日から24日まで釜山BEXCOで開かれる「コマリン2025」に参加し、船舶デジタルソリューション関連技術認証を多数獲得し、差別化されたグローバル競争力を披露する。
コマリンは韓国で開かれる造船海洋エネルギー産業専門展示会で、SMM(ドイツ)、NOR-SHIPPINGノルウェー)、MARINTEC(中国)とともに、世界の主要展示会に挙げられる。
行事初日、サムスン重工業は日本のNK船級から自律航海システム「SAS」のTQ(Technology Qualification)を受ける。 TQは新しい革新技術を総合的に評価して付与する技術資格認証だ。 TQ獲得製品は国際的な安全性と信頼性を認められ、市場内の差別化された立地を構築できるという長所がある。
韓国造船業界で日本船級から自律航海システム技術資格を獲得したのは今回が初めてだ。
この他にも船舶メンテナンスソリューション「SCBM(Samsung Condition Based Mintenance)」は米国のABS船級からSmart MHM(Machinery Health Monitoring)Tier2製品設計評価承認(PDA)を受けた。
SCBMの製品設計評価承認により、△船舶内のリアルタイム状態モニタリング △人工知能(AI)基盤の異常信号自動感知および故障診断 △データ基盤の予測整備機能などに対する信頼性を確保できるようになった。
22日には業界で初めて「表面波通信を利用した船舶火災感知システム(F&G Detection System)」の基本認証(AiP)を米国船級(ABS)から受ける予定だ。
スウェーデンの「コンシリウム(Consilium Marine & Safety AB)」と共同開発したこのシステムは、金属を媒介に信号を伝達する表面波技術を活用した。 船舶内の複雑な有線環境を無線に転換し、工程効率および原価節減に寄与することができ、スマート機器と連動してリアルタイム運用が可能だという特徴がある。
サムスン重工業のイ・ドンヨン造船海洋研究所長(副社長)は“船舶性能をアップグレードするデジタルソリューションがすなわち我が造船業の競争力”とし、“スマート船舶技術市場を先導していく”と述べた。
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