KAI、ハンファ・LIGネクスワンとKF-21の輸出競争力強化へ

[写真=KAI]
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韓国航空宇宙産業(KAI)はハンファエアロスペース、ハンファシステム、LIGネクスワンなど、韓国主要防衛産業企業とKF-21の輸出競争力強化のため、協力分野の拡大に向けた了解覚書(MOU)を締結したと21日、明らかにした。

4社は今回の協約を通じ、△グローバル水準の原価競争力確保および原価節減方案共有協力 △共同輸出マーケティングおよび産業協力 △相互信頼を土台にした技術、市場情報共有 △技術・市場情報共有を通じた信頼基盤協力強化など、KF-21輸出のための実質的協力課題を積極的に推進する計画だ。

KF-21は韓国初の4.5世代国産戦闘機で、初の輸出が成功した場合、国家航空防衛産業の歴史に重要な道しるべになる見通しだ。 国産化率を持続的に高めると同時に、主要協力会社間の緊密な協力が輸出成功の核心要素に挙げられる。 今回のMOUはこのような協力基盤を一層強化する契機になるものと期待される。

ハンファエアロスペースは航空機エンジンおよび主要動力装置分野、ハンファシステムは抗戦装備・レーダー・電子戦分野、LIGネクスワンは誘導兵器および電子装備分野でそれぞれ専門性と競争力を保有している。 KAIはこれらの企業との有機的な協力を通じ、KF-21のグローバル競争力と輸出シナジー効果を最大化する計画だ。

KAI関係者は“KF-21は韓国が独自技術で開発した次世代戦闘機で、今回の協約を通じて韓国主要防衛産業企業との協力ネットワークを強化することにより、初の輸出顧客確保および海外進出の橋頭堡を用意できるだろう”とし、“このような協力が国内航空防衛産業の競争力強化とサプライチェーン革新の新しい道しるべになると期待する”と述べた。
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