[LG V20の出撃…名品オーディオ機能・前後面広角カメラ]
LG電子の下半期主力プレミアムスマートフォン「LG V20」がベールを脱いだ。
新作V20は「名品オーディオフォン」をコンセプトにした。 バング&オルフセン(Bang & Olufsen)と協業し、32ビット高音質クアッドデジタル-アナログ変換機(DAC)を搭載した。 また、世界初で前・後面に広角カメラを搭載した。
LG電子が上半期プレミアムスマートフォン「G5」の不振を反面教師にするという意志を固めただけに、今回のV20に対する消費者たちの関心も相当する。
LG電子は7日、ソウルと米国のサンフランシスコで新しいプレミアムスマートフォン「LG V20」を同時に公開した。
V20はLG電子が昨年10月に発売した「LG V10」の後続モデルだ。
LG電子はV20に世界で初めて32ビットクアッド変換機(DAC)を内蔵した。 高性能オーディオチップセットメーカーのESSが製作したクアッドDACはシングルDACより雑音を最大50%まで減らしてくれる。
また、CDの音質より16倍以上優れた32ビット(bit)、384キロヘルツ(kHz)の高解像度音源まで再生することができる。
協業のパートナーも印象的だ。 デンマークの高級オーディオメーカー「B&O PLAY」との協業で、音質を調整(チューニング)した。 基本的に提供されるバンドルイヤホンもB&Oプレイと一緒に作った。
イヤホン左右の音量は75段階まで調節でき、MP3のような一般的な音源だけでなく、「FLAC」、「DSD」、「AIFF」、「ALAC」などの高級音源の再生も支援する。
高音質で録音もできる。 CDの音質より6.5倍優れた最大24ビット、192キロヘルツ音質で録音になるため、コンサート会場で遠くにいる出演者の声を集中的に収めたり、家でオーディション提出用の音源を録音する時に有用だ。 V20には高性能(High AOP)マイクが内蔵され、132デシベル(dB)の声まで録音することができる。
V20に搭載されたオーディオ録音アプリは「基本モード」、「コンサートモード」、「ユーザ設定モード」、「スタジオモード」などで構成される。
動画撮影機能もグレードアップされた。 高音質録音が可能な「ハイファイビデオレコーディング機能」が追加され、小川が流れる音や小さな一歩の音も動画に込めることができるようになった。
世界で初めて前・後面に広角カメラを搭載した点もポイントだ。 後面には75度画角の1600万画素の一般角カメラと135度画角の800万画素広角カメラが搭載され、前面には120度画角の500万画素の広角カメラが入った。
V20はグーグルの最新運営体制(OS)のアンドロイド7.0「ヌガ」と新しい検索機能である「In Apps」も世界で初めて導入した。
ヌカはスマートフォンの画面を分割し二つのアプリを同時に使用できる「マルチウィンドウ」機能などを支援する。
V20の色はチタン、シルバー、ピンクなど3つだ。 後面のバッテリーカバーは航空機、ヨットなどに主に使われるアルミニウム(AL6013)で制作されており、上・下段には衝撃に強いシリコン-ポリカーボネート素材が使われた。
ディスプレイは5.7インチ、バッテリーは脱着型で容量は3200mAhだ。 4GBラムと64GBフラッシュメモリーが内蔵された。
LG電子は9月末、韓國でV20を最初に発売して以降、北米とアジア主要国で順次販売を開始する。
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