2026. 10. 17 (土)

ソウル地下鉄の遺失物82万件、現金だけで30億ウォン

写真=聯合ニュース
[写真=聯合ニュース]
ソウル交通公社がソウル地下鉄で受け付けた遺失物は、最近5年9ヶ月間で82万件を超えた。遺失物の規模は増加傾向にある一方で、所有者に戻る割合は半分程度にまで低下した。

聯合ニュースによると、16日、国会国土交通委員会に所属する共に民主党の黄熙議員がソウル交通公社から提出された資料によれば、2021年から今年9月までに公社が受け付けた遺失物は合計82万106件に達した。

遺失物は2021年には10万1618件であったが、着実に増加し、昨年は16万7738件を記録した。2021年と比較すると約65%増加した規模である。

品目別では、財布が19万1223件で最も多く、次いで衣類が12万5174件、携帯電話が11万4834件、バッグが10万9240件となった。

現金が遺失物として受け付けられた件数は5万2859件で、金額を合計すると29億8260万ウォンに達した。

一方、遺失物が実際に所有者に戻る割合は低下傾向にある。2021年には65.6%であった本人引渡率は、毎年低下し、昨年は51.5%を記録した。今年は9月までに49.1%にとどまり、半分にも達していない。

遺失物管理過程で、ソウル交通公社の職員による不正行為が確認された。2021年から今年9月までに遺失物関連の職員不正に対する措置は合計18件であった。ほとんどが懲戒や減給などの社内処分にとどまったが、昨年には列車で発見した財布を横領した職員が罰金刑を受けた事例もあった。

ソウル交通公社は遺失物を7日間保管した後、所有者が見つからない物品を警察に引き渡している。

黄議員は遺失物が増加しているにもかかわらず本人引渡率が低下している点を指摘し、管理体制の改善を促した。黄議員は市民が遺失物を迅速に取り戻せるように関連手続きを改善するとともに、遺失物管理過程で発生する不正を防ぐ内部統制装置を整備する必要があると強調した。

地下鉄で物を失くした場合は、列車番号や降車時刻などを記憶して駅員に報告することが望ましい。ソウル交通公社のホームページの遺失物検索メニューでも受け付けられた遺失物の状況を確認できる。



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