![[写真=サムスン電機]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/16/20250416112509262701.jpg)
サムスン電機が電装用積層セラミックキャパシタ(MLCC)事業拡大にドライブをかける。
16日、業界によると、サムスン電機は最近、世界最大の電気自動車メーカーである中国BYDを含む中国の電装メーカーに数千億ウォン規模のMLCCを供給しているという。
MLCCは電気を貯蔵して必要なだけの電気を安定的に供給し、半導体が円滑に動作するようにする核心部品で、PC、スマートフォン、自動車などに使われる。
MLCCは、サムスン電機の全体売上の半分水準を占める中核製品だ。 電装用MLCCは技術難度が高いが、製品に搭載される量も多く、収益性が高くて会社が集中する分野だ。
実際、自動車には動力伝達、安全、走行、インフォテインメントなどに少なくとも3000つから1万つのMLCCが搭載されるが、最近、電装化で車両当たり搭載されるMLCCの数は1万2000~1万8000つまで増えたと伝えられている。
サムスン電機のチャン·ドクヒョン代表は昨年の株主総会で、“車両部品会社としてすでに体質改善を終えた”とし、“(電装関連)年50社以上の追加顧客会社も確保している”と明らかにしたことがある。
BYDはすでにサムスン電機の顧客会社の一つとして協力関係を固めてきたという。
サムスン電子の李在鎔(イ·ジェヨン)会長も先月、中国出張の途につき、小米とBYD工場を訪問した。 財界内外では李会長がBYD会長など核心関係者たちに会って、電装関連協力議論をしたものと予想している。
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