HMMは今年第2四半期の売上高2兆6634億ウォン、営業利益6444億ウォンを記録したと13日、公示した。
売上高は前年同期(2兆1300億ウォン)比25%増加し、営業利益は前年同期(1602億ウォン)比302%増加した。
HMMは“グローバル船会社の中で最高水準の競争力を立証した”とし、好実績の背景として中東戦争により、需要対比供給が不足した紅海事態持続などを挙げた。
昨年上半期の平均976pだった上海コンテナ運賃指数(SCFI)は、今年上半期は平均2319pに上昇した。 これにより、HMMの実績も大幅に改善された。
HMM側は“エコ船舶や超大型船の投入で、体質が改善されるなど、競争力を高めた”と明らかにした。
HMMは今後のコンテナ市場に対し、“米国経済回復、インフレ緩和、金利引き下げの期待感で、消費需要の安定傾向が予想されるが、地政学的危険性により、市場状況が急変する可能性がある”と明らかにした。
続けて“中長期船隊計画により、新造船および中古船確保、メキシコ新規航路(FLX路線)開設など、航路·地域別需給変化に合わせて最適な運送サービス網を構築し、事業多角化および新規収益創出に注力する方針だ”と説明した。
バルク船部門に対しては“タンカーの場合、上半期対比原油需要が増加し、船腹需要も増えると予想される”としながらも“グローバル経済成長率の鈍化とインフレなど経済変数の影響があるだろう”と展望した。 続いて“長期貨物契約の延長および新規契約を確保し、収益性を最大化する”と付け加えた。
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