アシアナ航空が23日、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)で貨物機に改造した「A350」を旅客機に原状復元したと。
アシアナ航空は世界各国がコロナパンデミック封鎖措置を緩和し旅行再開を進行する動きに合わせて20日、改造貨物機に再び座席を装着して旅客機に原状復元する改造作業を終えた。
アシアナ航空は今回の作業を通じてA350機内の床に設置した24の貨物用パレット(貨物積載のための鉄製パネル)を除去し、エコノミー座席283席を再設置した後、座席の電源供給作業を進めた。
また、乗客の安全と便宜のために再設置された座席に対する安全検査も追加で終えた 今回の改造作業で復元されたA350旅客機は6月から米州や欧州など長距離路線を中心に投入される。
残りの6台の改造貨物機は貨物事業が堅調傾向を維持することにより貨物機として持続運営する計画であり、今後旅客需要増加傾向に合わせて弾力的に運営する方針だ。
アシアナ航空の関係者は「海外入国隔離解除と共に急速に増加する旅行需要に先制的に対応するため、A350改造貨物機1台の旅客機復元を決めた」とし「今後の需要動向を綿密にモニタリングした後、残った改造貨物機に対する追加改造を検討する」と伝えた。
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