ウクライナ事態によって、ロシアスマートフォン市場で1位を占めているサムスン電子にも影響が避けられない見通しだ。
4日、市場調査会社のカウンターポイント・リサーチによると、サムスン電子は昨年基準、ロシアの携帯電話市場で、市場占有率30%で、1位を記録した。さらに、小米とアップルとがそれぞれ23%、13%市場占有率で、後を継いだ。昨年、ロシア市場全体の携帯電話出荷量は前年同期比7%減少した。
カウンターポイント・リサーチは“端末交換周期が長くなり、消費者が中価モデルから高価モデルに機器を変更したことで、市場が逆成長したものとみられる”とし、“卸売基準の平均販売価格(ASP)は昨年基準で、47%上昇した”と明らかにした。
サムスン電子は昨年基準、前年比14%成長し、トップの座を守った。 そのうち、2021年のギャラクシーAシリーズが全体出荷量の半分以上を占めた。 特に、ギャラクシーA12は最も人気のあるモデルだったとカウンターポイント・リサーチは伝えた。
アップルは5Gスマートフォン市場で首位を占めた。アイフォン12シリーズの大量生産と昨年9月に発売したアイフォン13シリーズが昨年の全体アップルの出荷量の28%を占めた。また、小米は昨年ベース、前年比29%成長した。特にレッドミシリーズは昨年全体の出荷量の大半を占めた。
一方、ロシア市場は戦争によって、さらに萎縮する見通しだ。先立って、アップルはすでにロシアに対する販売を保留した。他のブランドも同一な措置が予想されるとカウンターポイント・リサーチは付け加えた。
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