LG電子、太陽光モジュール「ネオンH」発売…グローバルエネルギー市場攻略

[LG電子、太陽光モジュール「ネオンH」発売…グローバルエネルギー市場攻略]



LG電子は2024年、約240GW(ギガワット)規模へと成長が見込まれるグローバル太陽光市場への攻略に乗り出す。

LG電子は太陽光モジュール新製品「ネオンH(NeON H)」を発売し、今月初めから韓国、米国、ドイツ、フランス、英国、オーストラリアなどグローバル市場に順次発表する計画だと7日、明らかにした。

新製品の出力は120セル基準の390W(ワット)で、業界最高水準であり、モジュール効率は21.2%だ。国内市場に発売される製品は市場特性に合わせ、144セル基準の450W出力、モジュール効率20.5%だ。

モジュール効率は単位面積当たりの太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する割合で、この値が高いほど同一した太陽光の設置面積で生産する電力量が増える。

ネオンHはNタイプセル、ハーフカット技術などが適用され、高いモジュール効率を保有したのが特徴だ。

NタイプセルはPタイプセルと比較し、効率が高く、気温の増加による発電効率の変化も少ない。また、前面・後面で光を受け入れる「両面発電」構造になっていて、発電量も増加する。

ハーフカットはセルを分けて使用する技術で、各セルで発生する抵抗が下がり、電力損失を最小化することができる。

LG電子はネオンH製品が耐久性も優れていると強調し、同製品について25年が過ぎても初期出力の90.6%まで発電性能を維持するということを無償保証すると説明した。

ESG(環境・社会・支配構造)がグローバル企業の話題に浮上した時点で、新製品を通じてグローバル太陽光市場への攻略に乗り出したLG電子は今後、エコ経営に向けたパートナーとして位置づけるという計画だ。
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