酒類業界、東南アジアの焼酎市場占領

ベトナムの首都ハノイにある大型マートでn若い女性消費者が韓国焼酎(グレープフルーツエースを)を選んでいる[写真=ハイト真露提供]


ベトナム市場で焼酎戦争が熱い。酒類業界で、ベトナムは東南アジア市場進出の橋頭堡として必ず先行獲得しなければならない国家である。特に、ベトナムは韓流に対する肯定的認識はもちろん、若い層が多いため発展の可能性が高い。これに対し、酒類業者は韓国酒の象徴である焼酎を前面に出して先行獲得競争に出た。

11日、関連業界によると、ベトナム進出に最も積極的に出た業者はハイト真露である。ハイト真露は、これまで東南アジア地域を新しい海外成長市場として現地企業提携、法人設立、新製品発売などの領域拡大に力を注いできた。

ハイト真露は、昨年初めにハノイに現地法人を設立した。ベトナムを東南アジア輸出中心基地として選定したためである。ベトナム法人は、ハイト真露がスタートした後に設立した初の海外法人である。

合わせて、韓流ドラマ協賛、韓国型フランチャイズで流通網拡大など現地人対象の営業戦略を多角化している。ハイト真露は、今年中にハノイ市内にフランチャイズ売り場1号店をオープンし、2020年には10店舗に拡大してブランド広報と販売基盤を確保するという戦略である。

ロッテ酒類は、現地企業と手を握って営業網を拡大する戦略を選択した。昨年12月、ロッテ酒類はベトナム現地の酒類流通企業BMグループ(Group)と協力して、今年から東南アジアのローカル市場進出に意志を見せた。

BMグループは、ベトナムで20年余り輸入酒類を専門に流通している業者である。ベトナム全域には、1500ヶ所余りの流通拠点を確保している。特に、ロッテマートをはじめとして現地マートを主取引先に置いて、オフライン流通拡大に強みがある。

舞鶴(ムハク)は、現地企業を買収する方式でベトナム進出に乗り出た。最近、ベトナムでウォッカなどを生産・販売する酒類会社「ビクトリー(VICTORY)」を買収した。国内の酒類企業が、海外の酒類工場を買収したのは今回が初めてである。

ビクトリー社は、ウォッカ、ワイン、スパークリングワイン、酒類原料などを生産している。舞鶴は、今回のビクトリー工場引き受けを通じて、酒類の原料確保はもちろん製品の直接生産と販売を全て管理するという。

(亜洲経済オンライン)

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