SKグループ、SK C&C合併…崔泰源会長の支配構造強化

[崔泰源(チェ・テウォン)SK会長]



SKグループがSK C&CとSK持ち株会社間の合併を決定して支配構造の改編に乗り出した。

これを通じて崔泰源(チェ・テウォン)会長一家はグループ支配力を強化し、安定的な経営権を確保して、事業面で製造業とITサービス融合で高い成長性が浮上する見通しだ。 また、グループ内の集中的発注などの問題から自由になるものとみられる。

SKグループは20日にSK C&CとSK(株)、それぞれ取締役会を開いて両社間の合併を決議して、「未来新成長動力の確保および支配構造の革新を通じた株主価値向上」のために統合法人を発足させることにしたと明らかにした。

SK C&CとSKはそれぞれ約1対0.74の割合で合併し、SK C&Cが新株を発行してSKの株式と交換する吸収合併方式だ。 ただし、SKブランドの象徴性やグループアイデンティティ維持の次元で合併会社の使命はSK株式会社に決定した。 6月26日株主総会の承認を経て、8月1日、合併が完了される予定だ。

合併後、崔泰源一家は合併持株会社の持分を30%以上保有するものとみられる。 自社株も19%以上高い、安定的な経営権の確保が可能になる見込みだ。 SKグループは事業会社であるSK C&Cが持株会社のSK株式会社を支配する不安定な屋上屋経営の構図を変えて、完璧な持株会社体制を備え、安定的な支配構造を確保することになる。

統合法人はまた、SK C&Cが持ったICTの力量基盤の事業機会やSKが保有した半導体、情報通信、精油化学、エネルギーなどの資源が結合して財務構造が改善されて多様な新規の有望事業など新しい成長動力の発掘が容易になるものと予想される。

SK側は"合併会社は総資産13兆2000億ウォンの名実相伴うグループの持株会社となり、安定的支柱会社システム完成をもとに、強力な成長ドライブの推進および働き口の創出などを通じて顧客、株主、構成員、社会及び国家経済発展に寄与するだろう"と話した。

今回の合併を通じてSKはグループ内の集中的発注など規制の問題も解消するものとみられる。

合併の進行手続きで注目する点は合併に反対した小口株主たちの買収請求権だ。 両社の買収請求権の行使価格はSK C&Cが普通株基準23万940ウォン、SKが17万1853ウォンに決まった。
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