就職ポータル「インクルート(Incruit)」が最近1年間(2025年9月〜2026年9月)の求職者による「関心企業(登録企業)」データを分析した結果、半導体大手のSKハイニックスが得意のシェアを広げ、サムスン電子を抑えて初の1位を獲得したことが分かった。
今回の調査は、単純なアンケートによる選好度調査とは異なり、求職者が実際の採用情報をリアルタイムで受け取るために自発的に登録したビッグデータを基に集計されており、現在の労働市場におけるリアルな企業人気を反映している。
調査の結果、SKハイニックスの登録割合は1.60%で全体トップに立った。2位には現代自動車(1.48%)が続き、両社の差はわずか0.12ポイントと僅差であった。
続いて3位には仁川国際空港公社(0.87%)がランクインし、4位カカオ、5位サムスン電子、6位CJオリーブヤング、7位韓国電力公社、8位ウリ銀行、9位CJ ENM、10位現代モービスの順となった。
特に半導体業界の代表格であるSKハイニックスが、長年業界の首位を走ってきたサムスン電子を4つも引き離して上位に立った点が注目される。また、自動車部門では現代自動車と現代モービスが揃ってトップ10入りを果たし、根強い人気を証明した。
トップ10の内訳を見ると、公共機関が仁川国際空港公社と韓国電力公社の2社、金融機関ではウリ銀行が唯一ランクインするなど、業種別の分散が見られた。
インクルートの「関心企業登録サービス」は、希望する企業の採用告知やニュースをメールでいち早く受け取れる仕組みであり、今回の順位がそのまま実際の応募者数や競争率に直結するわけではない。しかし、求職者の実質的な関心度を測る重要な指標となっている。
実際、下半期の公開採用を控えて実施された大学生対象の「働きたい企業」調査でも、SKハイニックスが圧倒的な1位を記録した。同社を選んだ理由について、回答者の57.0%が「満足のいく給与と報酬制度」を挙げており、昨今の半導体景気の回復や成果に応じた手厚い待遇が、優秀な若年層の心を強く惹きつけている要因と分析される。
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