先月の韓国証券市場において、外国人投資家の資金が7カ月連続で純流出を記録した。ただし、前月に比べて流出幅は縮小傾向を示した。
韓国銀行が13日に発表した「国際金融・外国為替市場動向」によると、7月中の外国人証券(株式・債券)投資資金は216億5000万ドルの純流出となった。
純流出とは、国内の株式・債券市場から引き揚げた外国人投資資金が、新たに流入した資金を上回った状態を意味する。外国人投資資金は今年2月から6カ月連続で純流出が続いている。
今年1月から7月までの累計流出額は1225億8000万ドルに達した。昨年の年間ベースでは420億6000万ドルの純流入を記録していたが、今年は大きく様変わりしている。
証券の種類別に見ると、外国人株式資金は207億ドルの売り越しとなった。過去最大を記録した前月(6月)の323億7,000万ドルの純流出に比べると、流出規模はいくぶん縮小した。
外国人株式資金は1月から7カ月連続の純流出を記録しており、今年の累計純流出規模は1309億ドルに達した。これは昨年の年間純流出額(70億7000万ドル)を大幅に上回る水準だ。
一方、4月から3カ月連続で純流入を維持していた債券資金は、7月に9億6000万ドルの純流出へと転じた。
韓国銀行の関係者は「株式資金の場合、中東地域の地政学的緊張の拡大や、グローバルな人工知能(AI)投資に対する警戒感などから純流出が続いた」としながらも、「国内株価の調整に伴うリバランス(資産配分調整)売り圧力が和らぎ、流出幅自体は縮小した」と説明した。また「債券資金については、短期的な利ざや稼ぎのインセンティブ低下(逆転幅の拡大)などの影響により純流出へ転じた」と付け加えた。
韓国の国債(外国為替平価基金債5年物基準)の信用不履行スワップ(CDS)プレミアムは、7月の月平均で23bp(1bp=0.01%ポイント)を記録し、前月の水準を維持した。
一方、7月中のウォン・ドル為替相場の平均変動幅および変動率(前日比)は、それぞれ8.0ウォン、0.53%となり、前月(7.6ウォン・0.50%)に比べて小幅に拡大した。
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