2026. 06. 26 (金)

ニューヨーク証券市場、AI株の負担でナスダック下落…原油安でダウ上昇

ニューヨーク証券取引所の写真(ロイター・聯合ニュース)
ニューヨーク証券取引所の写真(ロイター・聯合ニュース)
ニューヨーク証券市場は、技術株の弱気と原油安が交錯し、まちまちな動きで取引を終えた。人工知能(AI)関連株の高評価に対する懸念が続く中、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数とナスダック指数は下落し、国際原油価格の下落に伴い航空・旅行株が強含みとなり、ダウ指数を押し上げた。

24日(現地時間)、ニューヨーク証券取引所でダウ・ジョーンズ30産業平均指数は前日比182.06ポイント(0.35%)上昇し、51,848.90で取引を終えた。S&P500指数は7.24ポイント(0.10%)下落し、7,358.22、ナスダック総合指数は110.40ポイント(0.43%)下落し、25,476.64で終了した。

この日の市場は、大型技術株と半導体株の動向に影響を受けた。AI投資の拡大に伴う企業価値の負担と大型技術株の支出拡大に対する懸念が続き、技術株全般が弱気を示した。ロイター通信は「超大型技術企業の借入に基づく投資拡大と連邦準備制度(Fed・連邦準備理事会)の追加金利引き上げの可能性に対する懸念が、今週の技術株の調整を強めた」と報じた。

一方、国際原油価格の下落は一部業種にとって好材料となった。ホルムズ海峡を通る船舶の移動が増えるとの見通しが出て、原油価格はイランとの戦争発生前の水準まで下がった。ドナルド・トランプ米大統領は「イランが米国に対してホルムズ海峡の通行料を要求しないと明らかにした」と述べた。

原油安により航空・旅行株は強含みを示した。S&P500航空株指数は5.2%上昇し、エクスペディアやブッキングホールディングスなどの旅行関連株も上昇した。S&P500の11業種のうち6業種が上昇し、産業財と任意消費財が上昇を主導した。

半導体株は銘柄ごとに異なる動きを見せた。マイクロンテクノロジーは通常取引で0.3%下落したが、取引終了後に発表した業績と次四半期の見通しがウォール街の予想を上回り、時間外取引で急騰した。マイクロンはAIサーバー用メモリの需要と高帯域幅メモリ(HBM)の供給不足を業績改善の要因として挙げた。

個別銘柄では、セレブラシステムズが19.6%急落した。上場後初の業績発表で、今年の利益率見通しが第1四半期よりも低下すると明らかにしたことに加え、オープンAIが独自の推論用半導体『ハラペーニョ』を公開したことが負担となった。

住宅建設株は強含みを示した。トランプ大統領が住宅供給拡大のための超党派法案への署名計画を取り消した後、ホブナニアンエンタープライズは11.3%、プルティグループは7.2%、トールブラザーズは6.7%上昇した。

レンタカー業者ハーツは40.7%急落した。会社が第2四半期の調整後EBITDAが従来の見通しの範囲下限に近くなると予想し、1億ドル規模の普通株発行計画を明らかにした影響である。

債券市場では国債金利が下落した。AP通信は「原油安がインフレ(物価上昇)懸念を和らげ、米国国債金利も下がった」と報じた。市場は連邦準備制度が年末までに追加金利引き上げに踏み切る可能性にも注目している。CMEグループのフェドウォッチによれば、投資家は従来の1回の引き上げ予想から年末までに2回の引き上げ可能性に賭けを増やしている。

投資家は25日に発表される個人消費支出(PCE)価格指数に注目している。PCE価格指数は連邦準備制度が好む物価指標であり、今後の金融政策の道筋を測る手がかりとなる可能性がある。



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