IMF、今年の韓国経済成長率0.9%を維持.. 「不確実性にも財政政策効果」

  • 来年の成長率1.8%…「潜在成長率水準に復帰」

  • 世界的なインフレ率低下傾向の予測

IMF本社の写真ロイター連合ニュース.
[写真=ロイター・聯合ニュース(IMF本社)]
国際通貨基金(IMF)が今年の韓国の経済成長率の見通しを0.9%で据え置いた。これは9月の年次協議時と同じ水準で、世界経済の不確実性にも財政政策の効果があるという判断が反映された。

14日、企画財政部によると、IMFは同日、10月の世界経済予測(WEO)を通じて、韓国の今年の成長率予測値を0.9%と提示した。先月のIMF協議団の訪韓当時の年次協議の結果発表の展望値と同じで、7月のWEOの展望値より0.1%上昇したのだ。当時、ミッション団は「緩和された財政・通貨政策に力づけられ、国内の需要が漸進的に回復し、堅調な対外半導体需要が他の輸出の減少を相殺するだろう」と分析した。

さらに、IMFは来年の韓国経済の成長率予測値を1.8%と予測した。企画財政部は「韓国経済は来年、潜在水準の正常成長軌道に復帰する」と説明した。

IMFは今年の世界経済の成長率を7月の展望(3.0%)より0.2%ポイント上がった3.2%と提示した。IMFは △米国の関税引き下げ・猶予にともなう不確実性緩和 △貿易経路再編などを通じて見られた経済主体の適応力 △ドル劣勢などを考慮してこのように判断したと明らかにした。また、来年の世界経済は3.1%成長すると予想した。

今年の先進国グループ41ヵ国の成長率予測は1.6%で、前回の予測(1.5%)比0.1%ポイント上方修正された。来年の成長率予測は、従来の予測と同じ1.6%と予測された。具体的には、米国の成長率が関税引き下げ、減税法案通過などで、今年と来年ともに従来の予測より0.1%ポイント上がると予想された。

グローバル物価上昇率は全般的に下がると予想された。今年と来年のグローバル物価上昇率はそれぞれ4.2%、3.7%と予測された。先進国の場合、今年の物価上昇率が7月の見通し(2.5%)と同じなのに対し、新興国は0.1%ポイント下がった5.3%と予想された。

IMFは、「世界経済のリスクが依然として下方要因に傾いている」とし、「主要下方要因として貿易不確実性、移民制限政策による生産性悪化などがある」と伝えた。ただしIMFは「貿易対立が緩和され各国が人工知能(AI)導入で生産性を向上させる場合、世界経済の上方要因になりうる」と分析した。

さらに「予測可能な貿易環境造成のために規則基盤の産業政策設計と地域・多者間貿易協定拡大が必要だ」として「中長期成長潜在力を向上するための構造改革努力を加速化しなければならない」と強調した。 

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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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