![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/10/14/20251014153642393943.jpg)
サムスン電子が今年第3四半期のメモリー半導体の売上で、SKハイニックスを抜いて首位の座に復帰した。
汎用メモリー半導体の猛活躍の中で、高帯域幅メモリー(HBM)の競争力回復が加わり、サムスン電子は第4四半期まで1位を維持するものとみられる。
14日、市場調査会社のカウンターポイントリサーチによると、サムスン電子は2025年第3四半期、メモリー半導体の売上194億ドル(約27兆7400億ウォン)を記録し、売上シェア1位になった。
第3四半期のメモリー売上占有率はサムスン電子が19.4%、SKハイニックスが17.5%を記録した。
サムスン電子はメモリー半導体の売上げが直前四半期より25%も高騰し、トップに躍り出た。 同期間、SKハイニックスは第2四半期より13%増の175億ドル(約25兆ウォン)の売上で、2位を記録した。
サムスン電子は今年第1四半期、Dラム市場のトップの座をSKハイニックスに明け渡したのに続き、第2四半期にはメモリー半導体全体の売上1位の座も奪われた。
サムスン電子は第3四半期、汎用DRAMとNAND部門で善戦し、第3四半期にトップの座を奪還した。
カウンターポイントリサーチのチェ·ジョング研究員は“サムスン電子はメモリー分野で上半期のHBM不振などで困難を経験したが、品質回復のための強力な努力の効果で反撃に成功し、1位を奪還した”と分析した。
続いてチェ研究員は“残念ながらDラム市場は僅差で1位を奪還できなかったが、来年の第5世代HBM3Eの善戦と第6世代HBM4の拡販を期待している”と付け加えた。
一方、サムスン電子の高空行進は第4四半期にも続く可能性が高い。
カウンターポイントリサーチは“汎用DラムとHBMの回復傾向が続き、第4四半期にもサムスン電子がメモリー市場で1位を維持するだろう”と分析した。
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