![[写真=HMM]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/07/02/20250702113444335861.jpg)
HMMが現在運営中のスペインのアルヘシラス(Algeciras)コンテナターミナル(TTIA)を拡張開発すると2日、明らかにした。 このため、HMMはTTIAを通じて先月30日、スペインのアルヘシラス港湾庁にTTIA南側敷地の第1段階開発を推進するという投資意向書を提出した。
投資金額は1億5000万ユーロ(約2400億ウォン)で、HMMはこのうち、3500万ユーロ(約560億ウォン)を投資する計画だ。 残りの金額は2大株主であるCMA CGMと外部借入を通じて調達する。
TTIAは総面積30万㎡に年間処理量160万TEUの現代式半自動化ターミナルである。 今回の第1段階の拡張開発を通じ、2028年までに総面積46万㎡に、年間処理量210万TEUに拡大する計画だ。 今後、第2段階の開発まで完了すれば、年間280万TEUを処理できるが、円滑な開発のためにターミナル運営期間を既存の2043年から2065年まで22年延長する。
HMM関係者は“アルヘシラスターミナルは南欧主要積み替えハブであり、スペインの輸出入関門で、ターミナル収益創出はもちろん、欧州路線の競争力強化に大きな役割を果たすだろう”とし、“今後も海外ターミナルを積極的に投資および開発する計画”と述べた。
一方、HMMは2017年にTTIAの持分100%を買収し、2020年に戦略的提携のためにフランス船会社のCMA CGMに持分50%-1株を売却した。
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