韓国、公共交通機関の室内マスク着用全面解除を宣言…今月20日から適用

[写真=聯合ニュース]


韓国政府は3月20日からバス・電車(地下鉄)などの公共交通機関とマート・駅舎など大型施設内の開放型薬局に対してもマスク着用義務を追加解除すると発表した。ただし、一般薬局は疑い症状者、高危険群利用の蓋然性を考慮して着用義務を維持する。

政府は先週、一日平均感染者数は1万58人であり、前週比7.4%増加したと明らかにした。これは11週間(2022年12月3週以降)ぶりに増加傾向に転じたわけである。しかし、高危険群である60歳以上の感染者は11週連続で減少し、死亡者も5週連続で減少したことが分かった。また、去る1月30日に室内マスク着用義務を調整した後、一日平均感染者は38%、新規重症患者は55%減少し、新たな変異株も発生しないなど防疫状況は安定していると判断される。

これに伴い、政府は今月20日からバス・電車などの公共交通機関とマート・駅舎など大型施設内の開放型薬局に対してもマスク着用義務を追加解除する。しかし、一般薬局は疑い症状者、高危険群利用の蓋然性を考慮して義務維持する予定だ。特に混雑時間帯の公共交通機関利用者、高危険群、有症状者の方々にはマスク着用を積極的に勧告する。

政府は2020年1月に中断されていた韓中国際旅客船の旅客運送も3月20日から順次再開すると宣言した。現在再開準備中の状況で、20日に準備される航路から再開する予定だ。4~7月に順次開かれる見通しだ。

コロナ19(新型コロナウイルス)中央災難安全対策本部のハン・チャンソプ第2次長(行政安全部長官職務代行)は「少しでも日常回復ができるようになったのは防疫規則遵守に積極的に参加してくださった国民の皆様のおかげ」とし「完全な日常回復になるためには60歳以上など高危険群の保護が必ず必要だ。政府は高危険群対象の追加接種率と治療剤処方率を高め、重症化率と致命率を最小化していき、『コロナ19日常回復ロードマップ』も支障なく準備していく」と強調した。
 
 
 
 
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