国際通貨基金(IMF)が今年の韓国経済成長率の展望値を7月に提示した4.3%で維持した。
IMFは12日(現地時間)に発表した「世界経済見通し」で今年の韓国の成長率を4.3%と示した。それとともにワクチン接種率の拡大と堅調な輸出増加などを根拠として挙げた。
今年7月の3.6%から4.3%に上方修正したのをそのまま維持したのだ。
IMFの見通しは、韓国政府(4.2%)や韓国銀行(4.0%)、経済協力開発機構(OECD、4.0%)などの主要機関より高い水準だ。格付け会社のムーディーズ(4.0%)、S&P(4.0%)、フィッチ(4.0%)よりも高い。
ただ、来年の成長率は3.3%と予想しており、7月の見通しより0.1%ポイント下がるだろうと見込んだ。
IMFは、今年の世界経済成長率は7月より0.1%ポイント下がった5.9%と予測した。先進国は従来の5.6%から5.2%に調整した。
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