先月の輸出入額指数「過去最高」・・・交易条件は悪化

[写真=聯合ニュース]


先月の輸出入金額指数がいずれも過去最高値を記録した。輸出入物量指数もそれぞれ12ヵ月連続して上昇した。

韓国銀行が29日に発表した「8月の貿易指数及び貿易条件」資料によると、先月の輸出物量指数は前年同月比11.3%上昇した。12ヵ月連続の上昇だ。石炭や石油製品、農林水産品は減少したものの、コンピューターや電子、光学機器、機械や装備などが増え、上昇の勢いを牽引した。

貿易指数は、輸出入金額の変動を価格要因と物量要因に分けて把握するために作成する。輸出入金額指数は月や四半期、年間通関輸出入金額を基準時点である2015年の輸出入金額に分けて算出する。輸出入物量指数は、輸出入金額指数を輸出入物価指数と分けて算出される。

輸出金額指数はコンピューター、電子光学機器、化学製品などがすべて増加し、前年同月比35.2%増加したと調査された。これは史上最高水準で、12ヵ月連続の上昇だ。

輸入物量指数も同期間13.5%上昇し、12ヵ月間上昇を続けている。コンピューター、電子および光学機器、第1次金属製品などが増えた影響だ。

輸入金額指数は前年同月比45.2%急増し、歴代最高水準を記録した。輸入金額指数は鉱山品、第1次金属製品などを中心に上昇した。

ただ、商品交易条件はやや悪化した。純商品交易条件指数は前年同月比5%下落し、前月に続き3ヵ月連続で悪化した。所得交易指数は前年同月比5.7%上昇した。
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