​SKルブリカンツ、来年上半期の上場検討

[​SKルブリカンツ、来年上半期の上場検討]



SKイノベーションの潤滑油事業の子会社であるSKルブリカンツが来年上半期中に上場を推進中というマスコミ報道が出た。 ただし、会社側は「検討中」と答えた。

21日、韓国経済の報道によると、SKイノベーションは最近、100%子会社であるSKルブリカンツを有価証券市場に上場することにして諮問社団の選定を終えた。

韓国投資証券とサムスン投資証券が代表主管を、シティーグローバルマーケット証券、クレディ・スイス(CS)未来アセット大宇が共同主管を務めた。 諮問社団の調査を経て、公募の日程が決まる見通しだ。

SKルブリカンツはエンジンオイルブランド「ZIC」を保有した世界3位の潤滑油会社だ。 原油精製過程から出る潤滑機油(base oil)と潤滑油の完成品を製造して販売する。 高品質「グループ3」潤滑機油市場では35%のシェアで世界1位だ。

SKイノベーションは2012年と2015年にも財務構造改善の次元で、SKルブリカンツ上場を推進していたが、業績下方などの影響で実現しなかった。

しかし、2014年2兆9820億ウォン、2890億ウォンだった売上げと営業利益は昨年2兆5360億ウォン、4860億ウォンを記録した。 今年は売上3兆1690億ウォン、営業利益5130億ウォンの史上最高の業績が予想される。

これに崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長が2008年から推進した「グローバルパートナーリング」投資効果も強みだ。 SKルブリカンツは2008年、インドネシア国営石油会社のペルタミナと、2014年にはスペインの多国籍エネルギー企業のレプソルと現地合弁工場を設立した。 2012年には日本JXエネルギーとの合弁で蔚山工場を完工したりもした。 これで2005年生産量の7%に過ぎなかった輸出比重は昨年に65%まで増えたと会社側は伝えた。

2012年、上場推進当時のSKルブリカンツの上場後時価総額は3兆~5兆ウォンと予想された。 しかし、今年の業績が史上最大を記録するという見通しが出て、時価総額は5兆ウォン以上になるという観測が多い。 IB業界では公募規模だけで少なくとも1兆ウォン以上に見るなど来年の企業公開(IPO)市場の「大魚」になるという声が出ている。

しかし、このような報道についてSK側は原論的な回答を示した。

SKイノベーション側は記者たちに送った文字メッセージを通じて"SKイノベーションは投資財源の確保と財務構造の改善などに向けて様々な案を持続的に模索している"、"このような目的で子会社であるSKルブリカンツの企業価値を高めるための多様な方策を検討しているが、まだ確定されていない"と明らかにした。

そして、"確定される時点で再び公式的なコメントをする"と付け加えた。
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