ユ・ビョンオン夫人を「背任容疑」で逮捕状請求



ユ・ビョンオン(73•清海海運会長)前セモグループ会長一家の不正を捜査中の検察が、夫人のクォン・ユンジャ(71)氏に対する拘束令状を請求した。ユ前会長の親戚の拘束令状が請求されたのは今回で3度目だ。

仁川(インチョン)地検特別捜査チームは23日、ユ前会長の夫人クォン氏に対し、特定経済犯罪加重処罰法上背任の疑いで、拘束令状を請求したと明らかにした。

先立って検察と京畿地方警察庁広域捜査隊の合同検挙チームは21日午前、京畿道城南市盆唐区金谷洞のアパートで、クォン氏を緊急逮捕した。

クォン氏は、自身が代表を務めている訪問販売会社で、10億ウォン台の資金を横領している会社に損失を与えた疑いを受けている。この過程で、クォン氏がユ前会長と共謀して不法に財産を増殖したり、秘密資金を造成するために深く関与している可能性も検察は排除していない。

クォン氏はまた、オーダーメイドの衣類を販売する会社㈱クレオパトラ代表、大邱(テグ)の保全信用協同組合理事などを務めた。

㈱クレオパトラが数回にわたって融資のための根抵当権を設定したことをめぐり、貸付金がユ前会長一家の秘密資金に使われたのではないかという疑いがある。

検察は、クォン氏を拘束した場合、ユ前会長との系列会社の資金横領や裏金の共謀があったかどうかを補強捜査する計画だ。

検察は、ユ前会長に対する拘束令状が発行された先月22日からクォン氏も一緒に捜査の対象に加えたと伝えられた。クォン氏はセウォル号の惨事直後、京畿道の金水原に姿を現したが、その後姿を消した。携帯電話の電源を切り、頻繁に移動しながら検察の追跡を避けてきたのだ。

(亜洲経済オンライン)
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