2026. 10. 19 (月)

衝撃のドキュメンタリー映画『国家の臓器』、YouTubeやTvingなど14のプラットフォームで配信中

写真=映画
[写真=映画「国家の臓器(STATE ORGANS)」]

中国の強制臓器摘出疑惑を追跡し、2025年米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門で選考対象作品となった映画『国家の臓器(State Organs)』が、IPTVおよび主要オンラインVODプラットフォームを通じて、ついに韓国の視聴者のもとに届けられている。

アメリカ、日本、台湾などで大きな反響を呼び、2023年リオ国際映画祭 最優秀音楽賞、2024年インディフェスト映画祭「特別言及賞」を受賞した本作は、当初韓国の劇場で上映される予定だった。しかし、前売りチケットが完売していたにもかかわらず、劇場側の一方的な都合により上映が突然撤回されるという事態に見舞われた経緯がある。

その後、16か月に及ぶ粘り強い交渉の末、ついに今年10月1日よりIPTVおよび主要オンラインVODプラットフォームでの配信が実現した。

本作は、レイモンド・チャン(Raymond Zhang)監督が7年の歳月をかけて撮影し、中国で失踪した2人の若者の家族を20年にわたり追跡して完成させた大作である。

映画は、2つの家族の個人的な悲劇を出発点として、収監者や良心の囚人を対象に行われたとされる強制臓器摘出疑惑の本質に迫る。家族の証言をはじめ、医療関係者や人権専門家、事件関係者らのインタビューを通じ、個人の失踪の背後に隠された巨大な国家システムの暴力を暴き出している。

『国家の臓器』は、単に衝撃的な事件を羅列するにとどまらない。一日にして家族を失った人々が、長きにわたる沈黙と監視、恐怖に立ち向かいながらも、真実を諦めずに歩むプロセスを丁寧に描き出している。これにより、人間の生命と身体が国家の所有物になり得るのか、そして人権侵害の疑惑を前に国際社会がどのような責任を負うべきかという重い問いを投げかける。

今回公開されたバージョンは、レイモンド・チャン監督の承認のもと、ラークスパー国際映画祭(SEOUL Larkspur International Film Festival)のホ・ウンド首席プログラマーが自ら再編集を手がけたものとして知られている。

ホ氏は、「劇場公開は残念ながら叶わなかったが、このように皆様にお届けできるようになったことだけでも嬉しい」と感想を語った。

同作は現在、YouTube、Tving、KT Olleh TVをはじめとする韓国内14の主要プラットフォームでストリーミングおよびVODサービスが提供されている。
 
 
 
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