2026. 09. 13 (日)

対米投資1号の発表間近...『ボックスピ』の中で建設株が先行

金正官産業通商部長官が10日現地時間、アメリカニューヨーク近郊のニューアーク空港に到着し、記者の質問に答えている。
金正官産業通商部長官が10日(現地時間)アメリカニューヨーク近郊のニューアーク空港に到着し、記者の質問に答えている。[写真=聯合ニュース]

韓米戦略投資協議が終了し、今週中に「対米戦略投資1号」の概要が明らかになる見込みである。アメリカ・テキサス州のエンシナルガス複合火力発電所や新規大型原発8基などの重要な投資候補が挙げられる中、資本市場では建設株に対する期待感が高まっている。業界では、建設株に対する期待感が既に反映されているため、今後の投資プロジェクトの具体化に伴い、銘柄ごとの差別化が進む可能性があると分析されている。

13日、韓国取引所(KRX)によると、今月1日から11日までの「KRX建設」の上昇率は9.44%で、同期間のコスピ平均上昇率1.32%を6倍上回った。KRX建設指数は、グローバル産業分類基準(GICS)に基づき、国内株式市場の建設セクターの主要銘柄を時価総額加重方式で構成したKRXのセクター指数である。主要銘柄には、現代建設、サムスンE&A、大宇建設、GS建設など16社が含まれている。

具体的な上昇率では、大宇建設が今月(1〜11日)9取引日間で9.35%上昇し、最も上昇した。次いで現代建設(9.41%)、サムスンE&A(8.28%)、GS建設(6.06%)の順であった。これらの銘柄の上昇率は、最近の国際原油価格と金利上昇の影響でコスピが「ボックスピ」にとどまっていることと対照的な動きである。

建設株が最近上昇傾向を示している背景には、韓国政府が昨年アメリカと締結した対米投資の初の事業として原発などが挙げられ、発電所建設の受注期待が高まったことがある。

産業通商部は7日、非公開の与党協議で3500億ドル規模の対米投資初の事業としてアメリカ・テキサス州エンシナルガス複合火力発電所建設事業を検討中であると報告した。この他にも原子力発電所8基、アラスカLNGプロジェクトなども主要な投資候補として挙げられている。

これに関連して、金正官産業通商部長官は10日から12日までアメリカ・ニューヨークでハワード・ラトニックアメリカ商務長官らと会い、対米投資プロジェクトの対象、規模、条件について最終交渉を終えた。金長官は13日午後、仁川国際空港を通じて帰国し、交渉結果を整理した後、17日に国会に関連計画を報告する予定である。業界では、今週後半に投資プロジェクトの具体的な概要が明らかになると予想している。

証券業界は、すでに市場に期待感が反映されているため、今後の投資には慎重であるべきとの立場を示している。アメリカの建設業界の構造は韓国とは異なり、国内企業がアメリカの建設会社と共同EPC(設計・調達・施工)で参加するかどうか、企業間の参加持分比率、主要資材発注先の直接購入分の範囲など、詳細条件によってリスクが異なる。特にアラスカLNGプロジェクトは、極地での建設の高い技術的難易度と天文学的な初期コストにより、資金回収に対する不確実性が大きい。

証券業界の関係者は「9月の建設業界の主要な課題は対米投資プロジェクトの可視化に伴う恩恵である」としつつも、「すでに株価に受注期待が反映されているため、その後の事業進展の具体化により確認される実際の受注規模や予想収益性に応じて株価が変動する可能性が高いので、今後の投資には注意が必要である」と述べた。



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