2026. 09. 13 (日)

米中対立に伴う韓国の供給網再編成、米国の規制強化が影響

  • 対米輸出は「ASEAN経由」で8.3%に拡大

  • 半導体は18.6%で中国経由を上回る

京畿道平沢港の写真
京畿道平沢港。[写真=聯合ニュース]

米中貿易対立が長期化する中、韓国と米国・中国を結ぶ供給網がベトナムなどの第三国を経由する形で再編成されている。米中間の直接的な経済連携が弱まる一方で、供給網のつながりは維持されているが、米国が原産地規則や迂回輸出調査などの規制を強化した場合、第三国にかかる通商圧力が韓国企業に波及する可能性が指摘されている。

韓国銀行は13日、こうした内容を含むBOKイシュー・ノート「地政学的分断の中でのグローバル経済連携はどのように再編成されているか」という報告書を発表した。

韓銀の調査局は、米中間の直接的な経済連携が弱まる過程で、第三国の生産・調達ネットワークがグローバル経済連携を維持する「コネクター国家」としての役割を果たしていると診断した。コネクター国家とは、米国の最終市場と中国中心の生産網の両方に接続され、双方の経済的な橋渡しをするベトナム、インド、メキシコなどを指す。

韓国の供給網も、ベトナムなどのコネクター国家を経由して米中に接続される構造が大幅に強化された。韓国の対ベトナム輸出から生まれる付加価値のうち、最終的に米国の最終需要(消費・投資)に結びつく割合は、2016年の11.1%から2022年には18.5%に増加した。同期間に中国の最終需要に結びつく割合も7.3%から13.9%に上昇した。

特に韓国の主力産業である半導体などのコンピュータ・電子・光学機器業種では、このような経由現象がより顕著であった。対ベトナム輸出の付加価値が米国の最終需要に結びつく割合は12.8%から21.0%に、また中国に結びつく割合は11.2%から19.4%にそれぞれ大幅に上昇した。

韓国産の中間財が第三国を経由して米国に向かう間接的なルートでは、中国経由の割合は2016年の10.7%から2022年には6.8%に低下した一方で、ASEAN5カ国経由の割合は4.9%から8.3%に大幅に拡大した。半導体・電子業種の場合、ASEAN経由の割合は18.6%まで急増し、中国経由の割合(17.0%)を上回った。

問題は、このようにASEANの生産網を通じた迂回接続が増えるほど、韓国企業が負担しなければならない通商及び供給網リスクの範囲も拡大することである。正善英韓銀アジア太平洋経済チーム長はバックブリーフィングで「第三国を通じた接続が経済的連携を堅固に維持する緩衝チャネルになっているが、その分、我々が負担しなければならない潜在的リスクも大きくなった」と述べた。

彼は「韓国に直接かかる米国の関税圧力に加え、ベトナムなどのコネクター国家に作用する迂回輸出調査や原産地規制強化などの第三国リスクが国内に間接的に波及するルートが再び生まれた」とし、「供給網の観点から我々が管理しなければならないリスクの範囲と程度が過去よりもはるかに大きくなった」と強調した。

また、生産経路が長くなることによるインフレの可能性や供給網の断絶リスクも拡大しているとの分析も出ている。正チーム長は「ASEANを経るなど生産ノード(拠点)が増え、新規投資が伴うことでコスト面は過去よりも増加した」とし、「生産拠点が長くなった分、中間でボトルネックが発生した場合、全体の供給網が止まる断絶リスクはコロナ19パンデミック時のようにさらに大きくなったと見なすべきである」と説明した。

韓銀は「ASEANを通じた緩衝機能を活用しつつ、主要国の政策変化や第三国生産網の衝撃が国内に波及する可能性を徹底的に管理しなければならない」とし、「特定の生産拠点や経路への依存度を下げる方向で戦略的な供給網の多様化に取り組むべきである」と助言した。



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