2026. 08. 11 (火)

ベトナム、アセアン現代杯でA組1位通過...16日にマレーシアと4強1回戦

  • 3-1の勝利でA組首位確定...準決勝・決勝2試合をホーム開催の利点確保

  • 自責点で再びリード、ディン・パクの決定打...シンガポール戦の早期交代の悔しさを払拭し2ゴール爆発

ベトナムサッカー代表の金相植監督の写真 ベトナムサッカー連盟 VFF
ベトナムサッカー代表の金相植監督 [写真=ベトナムサッカー連盟 VFF]

ベトナムは「東南アジアのワールドカップ」と呼ばれるアセアン現代杯2026のグループリーグでカンボジアを破り、A組1位で通過した。金相植監督が率いるベトナムはディン・パクのマルチゴールを前面に出し、4強進出権とホームアドバンテージを同時に確保した。グループ1位通過という成果を上げたが、失点シーンで見られた集中力の低下は準決勝を前に課題として残った。

9日(現地時間)に現地メディアVnExpressなどの報道を総合すると、ベトナムは7日にハノイのミーディン国立競技場で行われたアセアン現代杯2026 A組最終戦でカンボジアを3-1で下した。この勝利により、グループリーグの首位を確定し、準決勝と決勝で2試合をホームで行う有利な条件を得た。

ベトナムは最終戦前からグループ1位争いで優位に立っていた。シンガポールとホームで引き分けた後、インドネシアとのアウェイ戦で3-0の勝利を収め、流れを取り戻した。勝ち点7でシンガポールと同じだったが、得失点差+10で優位に立った。インドネシアはベトナムより勝ち点が1点少なく、カンボジアと東ティモールはすでに脱落が確定していた。

ベトナムがグループリーグで脱落する可能性は事実上低かった。ベトナムがカンボジアに0-9で敗れ、インドネシアがシンガポールを1-0で勝たなければ得失点差で劣ることはなかった。さらに、ベトナムは1995年以降カンボジアとの11回の対戦で全て勝利し、この期間に48ゴールを挙げ、8ゴールしか許していなかった。カンボジアは試合前に異変を予告したが、結果を変えることはできなかった。コジ・キョウトクカンボジア監督は「12回目の試合で予想外のことが起こるかもしれない」と述べた。しかし、ベトナムは今回も優位を保ち、カンボジア戦の連勝記録を12試合に伸ばした。

これにより、ベトナムは16日と19日にB組2位のマレーシアと4強戦の2試合を行う。1回戦はマレーシア、2回戦はベトナムで行われる。この試合の勝者はタイとベトナムの試合の勝者と決勝で対戦することになる。
 

ディン・パクのマルチゴール、ベトナムをA組1位に導く


ベトナムは前半18分、ディン・パクの個人技で先制した。ディン・パクはカンボジアの選手3人の間を抜けて右足の斜めシュートでゴールネットを揺らした。この得点はベトナムが今回の大会でミーディン国立競技場で記録した初ゴールであった。

金監督は後半開始とともにグエン・スアンソンを投入し、攻撃の強度を高めた。ベトナムは後半11分、ディン・パクが左サイドを突破し、低いクロスを送って追加点のチャンスを得た。スアンソンがボールをうまく捕らえられず、チャンスはティエンアンに渡ったが、左足のワンタッチシュートはゴール上に外れた。

ベトナムが追加点を奪えないと、カンボジアが同点ゴールを決めた。後半26分、イアゴ・ベントは自陣からのロングパスを受け、スアンマインを抜き去り、左足のシュートでゴールキーパーのパトリック・レジャンを破った。同点ゴール後、ミーディン国立競技場の雰囲気は一時沈静化した。

ベトナムは後半終盤に再び勝負をひっくり返した。後半39分、レ・ファム・タイロンのパスを受けたスアンソンがカンボジアのゴールキーパーと対峙した。スアンソンのシュートはゴールを外れそうだったが、ディフェンダーのバキムがクリアする過程でボールをうまく当てられず、自責点につながった。

勝負は後半44分、ディン・パクの2点目で固まった。タイロンは再び正確なパスを通し、ディン・パクはゴールキーパー・サリム・コイがためらっている隙を逃さなかった。ディン・パクは冷静なシュートでゴールを決め、約2万人の観衆の前で3-1の勝利を確定させた。

金監督は試合後、ディン・パクに強い期待を寄せた。彼はディン・パクが先月31日のシンガポール戦で前半が終わる前に交代された場面に触れ、「シンガポール戦で前半を終える前にディン・パクを外したことに対して、自分自身が残念で申し訳ない気持ちがある」と述べた。続けて、「しかし、ディン・パクもチームのために犠牲を払うべきだという点を理解し受け入れてくれた。選手たちとディン・パク個人がその日の困難な状況を乗り越え、今日は良い試合をした。ディン・パクは2ゴールを挙げた」と語った。

金監督は「ディン・パクが非常に良いコンディションを示しているのは確かだが、指導者として私は常に弟子たちに高い基準を求める」とし、「ディン・パクはアジアレベルに上がるべきであり、さらに世界的なレベルまで行く必要がある。彼が私の気持ちを理解してくれることを願っている」と述べた。

金監督は勝利には満足しつつも、失点シーンと集中力の低下を指摘した。彼は3-1の勝利でベトナムがA組1位を確定し、準決勝と決勝の2試合をホームで行えることをポジティブに捉えた。しかし、いくつかのミスと瞬間的な集中力の欠如がカンボジア戦の失点につながり、これは4強を前にした教訓になると説明した。

ベトナムは今回の勝利で東南アジア大会7回連続4強進出を果たした。これまでの6回の4強進出では3回決勝に進出し、2018年と2024年には優勝を果たした。2022年には準優勝で終わった。今回の大会でもグループ1位でトーナメントに進出し、ディフェンディングチャンピオンの流れを維持した。

一方、金監督は4強まで残された8日間を選手たちが体力と心理状態を回復できる時間と見ている。カンボジア戦の勝利はベトナムにグループ1位とホームアドバンテージをもたらしたが、集中力の管理と主力のコンディション調整という課題も残された状況である。
 





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