2026. 07. 15 (水)

最低賃金、決定方式の見直しが必要である

30日、政府セジョン庁舎で最低賃金委員会の第10回全体会議が開かれている。 [写真=聯合ニュース]
30日、政府セジョン庁舎で最低賃金委員会の第10回全体会議が開かれている。 [写真=聯合ニュース]

来年度の最低賃金が時給1万700円に決定された。今年より3.7%の上昇である。労働界は物価上昇と実感する生活費を考慮すれば、実質的に凍結されたと主張し、経営界はすでに限界に達している小規模事業者や自営業者にさらなる負担となると反発した。結局、労使合意は不発に終わり、投票の結果、使用者側の案が採択された。

決定結果よりも注目すべきは、最低賃金制度が毎年繰り返される構造的限界である。今年も労働界と経営界は出発点から大きな違いを見せた。労働界は1万2000ウォンを要求し、経営界は凍結を主張した。その後、数回の修正案を経て距離は縮まったが、最後まで合意には至らなかった。最低賃金委員会は結局、投票というお馴染みの結論に向かった。

最低賃金は労働者の生計、企業のコスト、そして国家経済全体に影響を与える重要な政策変数である。それにもかかわらず、現在の決定過程は毎年労使間の力の競り合いや政治的対立が繰り返される構造から大きく外れていない。決定が終わった後も労働界は不足だと不満を訴え、経営界は過度だと反発する光景が慣習のように繰り返される。誰も満足できない決定構造が数十年にわたって続いている。

今回の決定がさらに難しい理由は、経済現実が双方にとって厳しいからである。労働者は物価上昇によって実質的な購買力が減少している現実を実感している。最低賃金が生計保障機能を果たすべきだという主張にも十分な根拠がある。一方、小規模事業者や自営業者は景気後退や消費不振、賃料や原材料価格の上昇に悩まされている。人件費の負担増加が廃業や雇用縮小につながるという懸念も軽視できない問題である。

特に宿泊・飲食業など一部の業種は、大企業や高収益産業と同じ賃金負担を抱えることが難しい状況である。最低賃金の趣旨は同一労働に対する最低限の保護であるが、業種別の収益構造や生産性の差がますます大きくなっている現実も無視できない。今年も業種別の区分適用についての議論があったが、結論には至らなかった。しかし、制度改善の議論自体をこれ以上先延ばしにすることはできない段階に達している。

実際、最低賃金委員会の公益委員は今回の審議過程で、請負労働者の適用問題や業種別の差別適用の可能性を含む制度改善推進団の設置を勧告した。これは単なる補完策ではなく、最低賃金制度の持続可能性のための必須課題であると見なすべきである。

最低賃金は高ければ良いというものでもなく、低ければ望ましいというものでもない。労働者の生活安定と企業の支払い能力、生産性の向上、雇用維持という複数の要素がバランスを取る必要がある。どちらか一方の論理だけで決定することはできない理由である。

今こそ、引き上げ率の何パーセントにだけこだわる消耗的な議論から脱却すべきである。業種別の特性や生産性、地域経済の状況、企業規模などをより精緻に反映できる制度的な仕組みを整える必要がある。最低賃金の決定構造も労使対立中心から客観的な経済指標とデータに基づく体系へと進化する必要がある。

最低賃金1万700円はすでに決定された。重要なのは、来年の今頃に再び同じ対立を繰り返さないことである。最低賃金を巡る社会的対立のコストを減らし、労働者保護と雇用維持という二つの目標を同時に達成できる制度改革が今から始まらなければならない。数字を決める争いよりも重要なのは、持続可能な基準を作ることである。





* この記事はAIによって翻訳されました。
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