2026. 07. 15 (水)

政府、経済回復の流れを確認…中東発の生活負担は継続

  • 輸出好調により経済回復傾向…物価・雇用は依然として負担

写真=聯合ニュース
[写真=聯合ニュース]
政府は、輸出の好調と内需の回復を背景に、経済回復の流れが本格化していると見込んでいる。しかし、中東の戦争の影響による国際的な原油価格や為替の不安定さが、物価や雇用などの生活の不確実性を引き続きもたらしていると評価した。

財政経済部は、15日に発表した「最近の経済動向(グリーンブック)7月号」において、「我が国の経済は第1四半期の成長が大きく拡大した後、経済回復の流れが確固たるものになっている」とし、「中東の戦争の影響で物価上昇や雇用の鈍化など生活の負担は続いている」と評価した。

輸出は史上初めて月間1000億ドルを突破した。6月の輸出は前年同月比70.9%増の1022億5000万ドルを記録した。半導体やコンピュータ、船舶、自動車などが増加を牽引した。

5月の経常収支は386億1000万ドルの黒字を記録した。サービス収支は旅行収支と知的財産権使用料収支が黒字に転換し、赤字幅が縮小した。

一方、中東地域の緊張の高まりによる国際原油価格の上昇と為替の変動性の拡大は、物価不安を引き起こす要因として指摘された。6月の消費者物価上昇率は3.2%で、2か月連続で3%台を記録した。農水産物価格の上昇と高油価が影響を与えたと見られる。

ウォン・ドル為替レートは6月末に1549.4ウォンまで上昇し、前月末より2.7%上昇した。

雇用は1か月ぶりに増加に転じた。6月の就業者数は2915万4000人で、前年同月比6万3000人増加した。5月には就業者が4万人減少し、17か月ぶりに減少傾向を記録したことと対照的である。しかし、雇用率は63.4%で前年同月比0.2ポイント低下した。

金融市場は半導体の景気好転と米国・イランの戦争終結期待感により上昇傾向を示したが、その後外国人売りが続き、横ばいで取引を終えた。6月末のコスピは8476.48で前月末より0.33ポイント上昇した一方、コスダックは916.18で158.62ポイント下落した。

生産はやや鈍化した。5月の全産業生産は、鉱工業(-3.0%)や公共行政(-2.8%)の生産減少の影響で前月比0.3%減少した。しかし、先行総合指数の循環変動値は0.7ポイント上昇し、今後の経済改善期待を反映した。

政府は、輸出の好調が続く中で中東の戦争の影響で縮小していた消費など内需も徐々に回復していると評価した。しかし、国際原油価格や為替の変動性が物価や雇用に負担をかける可能性があるため、生活の安定に政策の力を集中させる方針である。

財政経済部は、「グローバル経済は緩やかな成長を続けているが、中東の戦争の影響で主要国の物価上昇や成長鈍化の懸念が依然として存在し、国際金融市場やエネルギー価格の不確実性が続いている」とし、「中東戦争後の戦略、潜在成長率の反発、格差などの構造的問題に対応するため、2026年下半期の経済成長戦略を迅速に推進する」と述べた。




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