コーロンは今年第3四半期の連結基準で売上1兆5356億ウォン、営業損失166億ウォン、当期純損失552億ウォンを記録したと14日、公示した。 売上は前年同期比1026億ウォン(7.2%)増加し、営業利益は505億ウォン減少し、赤字転換した。
今年第3四半期までの累積売上は4兆4852億ウォン、営業利益252億ウォン、当期純利益1911億ウォンだ。 前年同期比累積売上は2022億ウォン(4.7%)増加し、営業利益は997億ウォン(-79.8%)減少した。 当期純利益は1413億ウォン(283.5%)増加した数値だ。
持分法適用子会社であるコーロンインダストリーは、新車市場の成長による自動車素材部門の売上増加とタイヤをはじめとする前方産業の需要拡大で、石油収支事業の実績が改善され、前年同期比売上高が増加した。
従属会社のコーロングローバルは、同期間、建設部門の非住宅新規着工を続け、売上げが増加したが、住宅原価や金融費用の増加の影響を受け、営業利益や当期純利益が減少したという説明だ。
コーロンインダストリーの製造部門は、第4四半期にもタイヤコード、石油樹脂などの主要事業が堅調な実績を収めるものと予想され、最近増設を終えたアラミドパルプも収益性に一役買うものと期待される。 コーロンインダストリーのFnC部門も、冬のファッションシーズンの進入による売上成長が予想される。
建設景気の不況にもかかあらず、第3四半期まで産業建設(非住宅)部門1兆9000億ウォンなど、計2兆9000億ウォンの受注を記録したコーロングローバルは、公共部門と非住宅受注の割合拡大に集中し、ポートフォリオの多角化を通じた成長を続ける計画だ。 従属会社であるコーロンモビリティグループは、人気車種の物量確保と在庫管理、効率的な投資で、新規事業の機会を増やしていく予定だ。
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