韓国製造業の7割以上が人工知能(AI)技術を導入したり、試験段階にあるがグローバル平均には及ばないという調査結果が出た。
13日、米国AIソフトウェア企業であるセールスフォースの「製造業トレンド報告書」によると、韓国の製造業者の73%がすでにAIを導入したり試験段階にあると答えた。
これは、世界各国の回答者基準80%がすでにAIを導入したり、試験段階にあると明らかにしたことに比べ、やや低い水準だ。
全体回答者の36%はすでにAIを経営活動に導入したと確認し、44%は現在試験段階にあると答えた。
今回の調査は韓国人70人を含め、世界韓国830人余りの製造業意思決定権者を対象に行われた。
全体回答者の39%は生成・AI具現において最も大きな課題として「データセキュリティおよび個人情報保護問題」を挙げ、「具現および維持管理費用」(38%)、「AI結果物の説明可能性および透明性」(36%)順(複数回答)だった。
回答者の85%は、事業競争力を維持するために事業運営革新を通じた組織現代化が必要だと答え、未来成長動力としては新規製品・サービス発売、革新技術導入、ビジネス運営最適化などを挙論した。
韓国の製造業者の場合、新規製品・サービス発売、商業活動効率化、新規市場進出および顧客確保などの順で応答率が高かった。また回答者たちは現在直面している主な困難として、商品および供給網の制約、金利および資本費用、規制環境などを順に取り上げた。
セールスフォースコリアのソン・ブハン代表は「今回の報告書はAI革新時代に企業が競争力を維持および向上するために必要な各種洞察を提供する道標の役割を遂行するだろう」と明らかにした。
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