サムスン重工業、アンモニア燃料電池推進VLAC基本認証取得

[写真=サムスン重工業]
[写真=サムスン重工業]

サムスン重工業は4日(現地時間)、英国船級のLRから「アンモニア燃料電池推進アンモニア運搬船(VLAC)設計」に対する基本認証(Approval in Principle)を獲得したと5日、明らかにした。

アンモニア燃料電池は、クラッキング(Cracking)技術を利用した高温触媒反応を通じてアンモニアを水素と窒素に分離し、これを燃料電池に供給した後、水素と酸素の化学反応で電気を生産する原理が適用される方式だ。

今回、サムスン重工業が米燃料電池システム開発会社のAmogy社と共同で開発したアンモニア燃料電池推進VLACは、推進用メインエンジン、電力用発電機エンジンのいずれも燃料電池に代替し、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)はもちろん、二酸化炭素(CO2)の排出が全くない「3無環境にやさしい船舶」だと会社側は説明した。

既存の内燃機関、オイル(Oil)と連携した機材が必要なく、船舶内の騒音振動を最小限に抑えるだけでなく、メンテナンス費用も削減できるようになる。

この他にもサムスン重工業は現地で主要船級から9万6000CBM級(ノルウェーDNV、米国ABS)·15万CBM級(韓国KR)VLACの技術認証を相次いで受ける成果も上げた。

これでサムスン重工業は旧パナマ運河(幅33m)から新パナマ運河(幅55m)まで運航が可能な8万8000~21万CBM級の多様なVLAC船形開発を完了し、無炭素燃料として脚光を浴びているアンモニア運送需要増加に積極的に対応が可能になった。
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