先月の果実物価上昇率40.6%、全体消費者物価上昇率との格差「歴代最大」

21일 서울 시내 대형마트에서 사과를 고르는 시민사진연합뉴스
[写真=聯合ニュース]

りんごや桃の価格が高騰している中、先月の果実物価上昇率と全体消費者物価上昇率間の格差が歴代最大を記録した。

桃の物価上昇率は歴代最高を記録し、りんごや梨も国際通貨基金(IMF)通貨危機以後、最高水準の上昇率を示した。

12日、統計庁・国家統計ポータルによると、先月の果実物価上昇率は40.6%で、全体消費者物価上昇率(3.1%)より37.5%ポイント高かった。これは果実物価の統計を取り始めた1985年1月以来、約40年ぶりに最も大きい格差である。

特に先月の果実物価上昇率は40.6%に達し、1991年9月(43.7%)以来32年5ヵ月ぶりに最も高い水準を示した。異常気温で収穫量が減ったりんごの価格が大幅に上がったうえ、他の果物価格まで上昇した影響が大きかった。

先月のりんご物価上昇率は71.0%で、1999年3月(77.6%)と昨年10月(74.7%)に続き、歴代3番目に70%を超えた。りんご物価上昇率と全体消費者物価上昇率間の格差は67.8%ポイントで、過去3番目に大きかった。

梨の物価上昇率は61.1%で、1999年9月(65.5%)以来24年5ヵ月ぶりの最高水準で、全体消費者物価上昇率との格差は58.0%ポイントとなり、1999年9月(64.7%ポイント)以降最も大きかった。

桃の物価上昇率が63.2%で、1976年7月に記録した従来の最高値(61.2%)を超え、新記録を塗り替えており、全体消費者物価上昇率と格差も60.1%ポイントを記録した。

柿の物価上昇率は55.9%で、1994年8月(69.7%)以後29年6ヵ月ぶりに最も高く、マクワウリは37.4%で10年5月(42.9%)以後13年9ヵ月ぶりの最高だった。特にみかん価格の上昇率は78.1%で、17年9月(83.9%)以来6年5ヵ月ぶりの最高値を記録した。スイカ(51.4%)、イチゴ(23.3%)、チェリー(28.0%)など物価も高止まりしており、りんごは代替商品がないうえに輸入が難しく、果物価格の上昇は今年も続くと見られる。

果物の価格高騰を受け、韓国政府は物量供給を拡大し、割引支援に乗り出す方針だ。

農食品部は今年の旧正月シーズンに690億ウォンを投入して農畜産物の割引イベントを支援したのに続き、今月と来月にも農畜産物の納品単価の引き下げと割引支援に合わせて434億ウォンを投入することにした。

農食品部の関係者は「割引支援と共に割当関税などを活用して輸入果物供給を増やし需要を分散する」とし「マクワウリ、スイカなど果物に代わる果菜類が本格供給されればりんごや梨の需要が分散し価格がある程度下落する可能性もある」と明らかにした。


 
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