起亜PBV、中東上陸か…ソン·ホソン社長"ドバイタクシー業者のDTCと協業議論"

[写真=起亜]
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起亜の目的基盤車両(PBV)が発売前からグローバルメーカーからラブコールを受けている。 個人の好みと目的によって変化するPBVがタクシーとしても活用性が認められ、ウーバーに続き、中東地域でも大きな関心を持っているものと分析される。 PBVがドバイに供給されれば、近隣の中東諸国のエコカー市場への進出基盤も固めることができるものと期待される。

起亜のソン·ホソン社長は10日(現地時間)、米ラスベガスで開かれるCES 2024会場で記者と会い、“ドバイタクシー業者のDTCとミーティングを行った”とし、“DTCがPBVに多くの関心を持ち、協業について議論した”と明らかにした。

UAEは2050年までに公共交通機関、スクールバス、タクシー、リムジンなどを電気・水素自動車に100%転換する。 この一環としてドバイは2027年までにタクシーの100%をエコカーに転換するという目標を立てた。

DTCはPBVがタクシーとして活用度が無限であると判断し、起亜と肯定的な協議を続けているものと分析される。 DTCは現代自とソナタ・ハイブリッドタクシー供給契約を締結している。 PBVは簡単に脱着が可能なモジュール適用を通じ、一つの車両を多様な目的で使用できるように設計された。 来年発売する中型PBVであるPV5の場合、乗用タクシーより広く、発売前からウーバーなどグローバル企業のラブコールを受け、供給締結を続けている。 観光大国であるドバイにPBVを供給すれば、近隣の中東諸国のエコカー市場進出基盤も固めることができる。 また、PBVに搭乗した乗客の購入にもつながり、グローバル販売台数が増えるものと期待される。

PV5の場合、シートを回転させずに自由自在に方向転換が可能なスライディング方式の双方向フリップシートが適用された。 車椅子を簡単に載せられるリフトも搭載されている。 様々な需要層を吸収しなければならず、政府のエコカー政策に従って車を転換しなければならないメーカーとしては良い代案になっている。 

今年のCESで初公開されたPBV実車は、すべての展示された車両の中で最も注目されたモデルだ。 起亜は2030年のPBV市場1位を占めるという目標の下、今回のCES 2024でPV5とPV1、PV7の実車を初公開した。

小型PV1は短距離物流運送のために小さく作られた。 回転半径を最小化できるドライビングモジュールが装着され、直角、斜め運行が可能で、その位置での回転やピボットターンができる。 大型PV7は長距離物流運送に適したモデルだ。

起亜PBVの協業分野はさらに多様化するものと見られる。 起亜は究極的にPBV商品企画・開発段階から内外のデザイン、座席配置、電子製品適用まで顧客の要求通りに設計するビスポークモビリティソリューションの形に発展させるという目標を提示したためだ。 ますますパーソナライズされた車両の需要が高まるものと予想され、来年のPV5の発売を基点にPBVの需要が爆発的に増加するという観測が提起されている。
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