エンデミック以後、世界の海外旅行者数13億人···ソウル14位・東京は4位

사진CJ푸드빌
[写真=聯合ニュース]

今年、世界で海外旅行をした観光客数は前年比38%増の13億人と推算される。特に米国や欧州など伝統的な観光都市のほか、東京やシンガポール、ソウルなどアジアの都市が目覚ましい順位成長を遂げた。

26日、グローバル市場調査会社のユーロモニターが最近発表した「2023 TOP 100旅行地インデックス」報告書によると、フランスパリは昨年に続き再び1位を占めた。また、日本の東京は4位にランクされ、昨年(20位)より大きくランクアップした。東京が上位10都市に入ったのは今回が初めてだ。ユーロモニター側は、円安とコロナエンデミックの影響で宿泊施設の予約が容易になった点や、東京の便利な観光インフラなどが影響したと分析した。

ユーロモニターは、経済・ビジネスパフォーマンス、観光パフォーマンス、観光インフラ、観光政策と魅力度、衛生・安全性、持続可能性の6つの調査基準で毎年世界100大旅行地を選定する。各調査基準ごとにランキングを算定し、これを合算して順位を付けている。

上位20位にランクされたアジア都市は東京(4位)、シンガポール(11位)、ソウル(14位)、大阪(16位)、香港(17位)などだ。韓国ソウルは昨年16位から12位にランクアップされ、香港やロスアンゼルス、オーストリアのウィーンよりも多く訪問した。また観光インフラ部門では7位を記録した。ユーロモニターが選定した100大都市のうち、ソウル以外の韓国都市には釜山が60位を記録した。釜山は昨年71位だった。

今年、海外旅行客が最も多く訪れた都市はテュルキイェのイスタンブールだった。また2位と3位は、英国のロンドンとアラブ首長国連邦のドバイとなった。特に香港とバンコクを訪れた観光客数は前年比それぞれ2495%、142%上昇し、最も高い成長率を見せた。

そのほか、上位10都市のうち7都市は欧州の都市が占めた。トップのパリをはじめ、ドバイ(アラブ首長国連邦)、マドリード(スペイン)、アムステルダム(オランダ)、ベルリン(ドイツ)、ローマ(イタリア)、ニューヨーク(米国)、バルセロナ(スペイン)などがランキングTOP 10に名を連ねた。

ユーロモニターは、今年1年間のグローバル旅行市場はエンデミックや中国のリオープニンなどに支えられ回復が早かったものの、 2024年は消費者物価上昇とインフレによる消費心理萎縮や戦争などの地政学的リスクが存在しており、旅行産業に支障をきたすと予想した。また、 世界中の都市が文化遺産保存のための観光客流入制限や環境問題と関連する税金賦課、代替旅行地への分散政策などを推進しているだけに、「オーバーツーリズム(観光客過密化現象)」も克服しなければならない問題だと指摘した。
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