起亜、「コンセプトEV5」初公開…中国市場での反騰を狙う

[起亜、「コンセプトEV5」初公開…中国市場での反騰を狙う]


 
中国市場で不振を免れなかった現代自グループが電気自動車の新車を前面に出し、再起を狙う。 中国市場は一時、現代自グループの最大の「キャッシュカウ」だったが、高高度ミサイル防衛システム(サード)報復が本格化した2017年から業績が悪化した。 昨年は新型コロナ封鎖令で年間生産能力30万台規模の重慶工場の稼動を中断し、シェアは1.3%に墜落した。 現代自グループは今年、新車を中心に販売戦略を樹立し、正常化に拍車をかける方針だ。
 
起亜は20日、中国上海のEスポーツ文化センターで開かれた「起亜EVデー」で、準中型電動化スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)である「コンセプトEV5」を初めて公開した。
 
コンセプトEV5は起亜のブランドデザイン哲学である「オポジットユナイテッド(相反する概念の創意的融合)」を基に、「ボールドフォーネイチャー(自然と調和する大胆さ)」を適用し、強靭で大胆な外観を備えているのが特徴だ。 自然と人の共存をテーマに、現代的で独創的な雰囲気の室内空間を具現した。
 
フロントは星座からインスピレーションを受けたスターマップシグネチャーランプデザインと新しいデジタルタイガーフェイスを適用し、これと対比するフードとテクニカルなバンパーを結合し、一層堂々としたイメージを演出したと会社側は説明した。 側面部はダイナミックなボックス型シルエットにしっかりとしたイメージのフェンダーとテクニカルなデザインのホイールアーチが調和し、独創的な雰囲気を出す。
 
1列シートとコンソールをベンチシートのように連結することができ、多様な空間活用が可能だ。 また、1·2列目の搭乗者全員が利用できるドッキングコンセプトのスライディングコンソールを適用し、利便性を高めた。
 
海藻類から抽出した原料が入ったバイオポリウレタンなどエコ素材を適用し、内装材全般に動物革を使わない「レザーフリー」デザインを反映するなど、持続可能性を強調した。
 
起亜は今年、中国市場でコンセプトEV5に基づいた量産車を発売し、中国市場での販売正常化を狙う。 EV5の他にも中国専用SUVや電気自動車などが発売を控えている。 現代自は今年初めに行われた2022年4四半期の業績発表カンファレンスコールで、“今年発売予定の中国専用電気自動車とSUV新車中心の販売戦略を樹立し、ローカルブランドの成長に対応し、販売正常化のために努力する”と明らかにしている。
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