韓銀「第2四半期の外部監査企業の成長性改善・・・収益性・成長性は下落」

[写真=聯合ニュース]


今年第2四半期の韓国国内企業の成長性が改善されたことが分かった。しかし負債比率が5年9ヵ月ぶりに最も高い水準を記録し、借入金依存度も拡大するなど安定性と収益性などの側面で多少悪化した。

韓国銀行が14日に発表した「第2四半期の企業経営分析」によると、4月から6月までの外部監査企業の売上高増加率は今年第2四半期20.5%で前四半期17%より拡大した。今回の調査は2020年末基準で「株式会社などの外部監査に関する法律」適用対象法人企業2万1042ヶ所中3907企業を標本調査した結果だ。これは史上最高値を記録した昨年第4四半期(24.86%)以後、最も高い水準だ。

業種別では製造業が石油・化学、運送装備などを中心に売上額が22.2%増加した。非製造業もまた建設業、卸・小売業、電気ガス業などを中心に18.2%の増加傾向を示した。企業規模別では、大企業が23.0%、中小企業が10.2%であり、前四半期それぞれ20.1%、7.5%に比べて上昇幅が拡大した。

総資産も最近ウォン・ドル為替レート上昇にともなう保有資産の換算額増加の影響で拡大した。総資産増加率は2.33%となり、前四半期(1.40%)より上昇幅が大きくなった。業種別では製造業(1.4→2.9%)と非製造業(1.3→1.6%)いずれも増加幅が拡大した。

しかし、収益性指標は伸び悩んでいる。同期間の売上高の営業利益率は7.1%で、原材料価格の上昇で前年同期の7.4%対比小幅下落した。業種別では製造業(9.0→8.6%)と非製造業(5.4→5.1%)いずれも下落した。企業規模別でも大企業(7.7→7.4%)と中小企業(6.4→5.8%)いずれも下落した。売上高税引き前の純利益率も7.2%で、前年同期の8.2%に比べて落ちた。

安定性指標も下落した。負債比率は前四半期(88.1%)に比べて上昇した91.2%を記録した。これは2016年第3四半期(91.8%)以降、5年9ヵ月以来最も高い水準だ。製造業が第1四半期65.7%から今年第1四半期70.8%に上昇し、非製造業も123.4%から126.7%に上がった。企業規模別では大企業が83.2%から87.9%に跳ね上がり、中小企業も107.1%から108.3%に上昇した。借入金依存度も24.5%で、前四半期(23.9%)より上昇した。

韓銀経済統計局のキム・デジン企業統計チーム長は「大企業の場合、原材料価格が上昇して売掛金など営業負債が大幅に増え負債が大幅に拡大した」とし「一般石油・化学業種の場合、原材料価格上昇で利益スプレッドが縮小され、電気ガス業も燃料費と電気ガス購入費が増え負債が増えた」と説明した。ただ「負債比率が100を越えたわけではないので悪性負債と見ることは難しい側面がある」と付け加えた。
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