SKイノベーション、昨年の営業益1兆7656億ウォン…黒字転換

[SKイノベーション、昨年の営業益1兆7656億ウォン…黒字転換]


 
SKイノベーションが昨年の営業利益1兆7656億ウォンを記録し、年間黒字転換に成功した。新たな成長動力として注目さているバッテリー事業は年間売上3兆ウォンを達成した。
 
SKイノベーションは連結基準、昨年の売上高46兆8429億ウォンと営業利益1兆7656億ウォンを記録したと28日、明らかにした。
 
売上は2020年比35.58%増加し、営業利益も2020年の営業損失2兆4203億ウォンから黒字転換に成功した。
 
SKイノベーションの昨年4四半期の売上は原油価格や石油製品価格の上昇と電気自動車向けバッテリーの販売量の好調によって、2020年4四半期の7兆7984億ウォン比75.95%増えた13兆7213億ウォンを記録した。ただ、低価法や一回性の費用などの影響で、474億ウォンの営業損失を記録した。
 
SKイノベーションは2020年、新型コロナの直撃を受け、史上最大規模の営業赤字を記録したが、昨年主力の石油事業の業況が改善し、業績改善に成功した。
 
事業別に見ると、石油事業は年間売上29兆5971億ウォンと営業利益1兆1616億ウォンを記録した。
 
バッテリー事業は年間売上3兆398億ウォンで、2020年の1兆6102億ウォンに比べ、約90%増加する大きな成長を見せた。4四半期のバッテリーの売上は1兆665億ウォンで、四半期基準、初の1兆ウォンを突破した。
 
ただ、バッテリー事業の営業損失は6831億ウォンを記録した。グローバル工場の初期稼働費用と研究・開発費の増加、一回性の費用などの影響で、2020年より約2500億ウォンほど赤字幅が増えた。
 
化学事業は売上9兆5433億ウォンと営業利益1616億ウォン、潤滑油事業は売上3兆3509億ウォンと営業利益9609億ウォンをそれぞれ記録した。
 
石油開発事業は売上8817億ウォンと営業利益3286億ウォンを、素材事業は売上3438億ウォンと営業利益810億ウォンをそれぞれ達成した。
 
SKイノベーションは新規顧客社の増加によって、バッテリー生産能力を従来の40GWh(ギガワット/時)から今年末、77GWhまで拡大する計画だ。バッテリー年間の売り上げは今年、6兆ウォン以上増えるものと展望した。
 
バッテリーを生産する米ジョージア1工場とハンガリー1工場、中国鹽城第2工場が今年、商業稼動を開始するものとみられる。米ジョージア2工場は2023年1四半期、中国鹽城第3工場とハンガリー3工場は2024年、商業稼動に入る予定だ。
 
米フォードとの合弁法人であるBlueOvalSKの工場も今年2四半期に着工し、2025年から商業稼動するという計画だ。SKイノベーションはこれを土台に、2023年88GWh、2025年220GWh以上まで生産能力を増やすという目標だ。
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