現代グロービス、世界最大の水素製造会社と提携…"供給網構築に集中"

[現代グロービス、世界最大の水素製造会社と提携…"供給網構築に集中"]



現代グロービスが世界最大の水素製造会社「Air Products」と協力体系を固め、液化水素供給網の構築に速度を出す。

現代グロービスはAir Productsと「液化やクリーン水素供給網の構築に向けた了解覚書(MOU)締結式」を進めたと19日、明らかにした。

両社は協約によって、△国内液化水素供給網の構築 △国内のブルー・グリーン水素供給網の構築及び海外の海上運送参加推進 △海外圏域対象の新規プロジェクトの共同開発など多様な事業で協業を検討する。

現代グロービスは液化水素の安定的供給先を確保するなど、国内流通競争力を高める。アンモニア分解技術などAir Productsの源泉技術を活用し、グリーンアンモニア基盤の水素供給網の構築にも協業する。

Air Productsは液化プラントに対する投資及び運営を務める。現代グロービスが保有した海運力量を基盤に、清浄水素およびグリーンアンモニアの導入にも乗り出す。両社は米国、中国など海外新規ビジネスモデルを発掘することにも協力する。

今回のMOUは水素物流の覇権を主導するため、先制的に動く現代グロービス戦略の一環だ。現代グロービスは最近、エコエネルギーソリューションブランド「ECOH」を発売し、持続可能な新事業に拍車をかけている。生産-貯蔵-運送-供給など水素バリューチェーンの全領域で最適のサービスを提供するという方針だ。

すでに多様な分野で、現代グロービスの革新が始まっている。今年上半期から忠清南道現代製鉄の唐津製鉄所周辺の水素工場で生産された腐生水素を一度に最大340キロの水素を運搬することができる水素専用特殊車両「チューブトレーラー」を投入し、ハイネット(水素エネルギーネットワーク)充電所に供給している。水素流通とインフラ運営事業を徐々に増やし、2030年まで水素出荷センターを9ヵ所に拡大し、全国計360ヵ所以上の充電所に水素を供給する予定だ。

グローバル市場への攻略にも拍車をかけている。最近、世界3大原材料トレーディング企業「トラフィグラ」と運送契約を結び、2024年からアンモニア・液化石油ガス(LPG)の海上運送に乗り出す。アンモニアは現技術水準で最も効率性が高い水素貯蔵・輸送媒体に挙げられる。

一方、60年以上水素取扱の経験があるAir Productsは米国のペンシルバニア州に本社を置いており、2020年の会計年度基準、89億ドルの売上を記録した。
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