現代自グループ、ULと提携してバッテリーリユース市場「正照準」

[現代自グループ、ULと提携してバッテリーリユース市場「正照準」]



現代自動車グループが電気車バッテリーの再使用エネルギー貯蔵装置(SLBESS:Second Life Battery Energy Storage System)の安全性の強化に乗り出す。2030まで20兆ウォン規模に拡大するものと見込まれるグローバルバッテリーリユース品市場の攻略に乗り出す格好だ。

現代自グループは最近、グローバル安全認証企業のULと「SLBESS製品の認証及び実証関連の包括的業務協約(MOU)」を交わしたと25日、明らかにした。

協約によって、両社は電気車バッテリーを再使用したSLBESS関連、△信頼性の向上のための「ULシグネチャーソリューション」導入 △専用のUL評価基準の共同開発 △北米実証事業の遂行のための多角的な相互協力などを推進する。

現代自グループは今回の協約を通じ、SLBESSの根本的な安全性を強化し、安全認証にかかる時間も短縮できるものと期待している。

また、SLBESSの品質の向上に向けたガイドラインの策定、対外的信頼度の向上、北米市場事業の推進加速などにも役立つものと見ている。

現代自グループのこのような動きは今後、全世界的に電気自動車が急激に増え、それによって再使用バッテリー市場の規模も拡大されるだろうという見通しによるものと解釈される。

国際エネルギー機関(IEA)によると、2030年までに全世界的に1億4500万台の電気自動車が普及される見通しだ。また、エネルギー市場調査会社のSNEリサーチはグローバルバッテリーリユース品市場規模が2030年には約20兆2000億ウォンに達するものと観測した。

現代自グループは電気車、バッテリーリユース市場の成長性に注目し、OCI、韓国水力原子力、ハンファQセルズなど様々な企業と協力する一方、関連技術の標準化と製品安全性・価格競争力の確保などに乗り出している。
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