牛乳やお菓子に続き、代表的な「庶民食品」インスタントラーメンまで値上げ

[写真=聯合ニュース(15日、ソウルのある大型マートでインスタントラーメンが売られている)]


牛乳やお菓子に続き、インスタントラーメンまで大幅に値上がりし、消費者物価に赤信号が灯っている。代表的な「庶民食品」であるインスタントラーメンの値上げが他の食品価格上昇の引き金になりかねないという懸念が出ている。

オットギは15日、来月1日から「真ラーメン」と「スナック麺」など主要インスタントラーメン製品の価格を平均11.9%引き上げると明らかにした。オットギのラーメン価格の値上げは、2008年以降13年4ヵ月ぶりのことだ。

今回の値上げで、真ラーメンの価格は684ウォンから770ウォンへと、12.6%値上げされる。スナック麺は、606ウォンから676ウォンへと11.6%、ユッケジャン(カップ麺)は838ウォンから911ウォンへと、8.7%値上げされる。

オットギの関係者は「最近、小麦粉やパーム油のような食品原材料価格と人件費などの上昇で値上げを決定せざるを得なくなった」と説明した。

他のインスタントラーメンメーカーも値上げを考慮している。農心の関係者はインスタントラーメン製品の価格引き上げについて「会社レベルでかなり悩んでいる状況」とし「まだ決まっていない」と述べた。三養食品の関係者も、「インスタントラーメン製品の値上げを検討している」と伝えた。

インスタントラーメンの他にも牛乳や菓子価格の値上げが予告されている。

酪農振興会によると、牛乳の原材料である原乳価格が8月1日からℓ当たり947ウォンから947ウォンへと2.3%値上がりする。2018年、原乳価格が4ウォン値上がりした当時、ソウル牛乳など製品の牛乳の消費者価格は平均4%上昇した。乳業界の関係者は「原油価格の上昇は牛乳を材料に使うコーヒーやパンなど製品価格にも影響を及ぼすだろう」と述べた。

ヘテ製菓も来月1日からお菓子5品目の価格を平均10.8%引き上げる。特にホームランボールとバターリングの価格は13.3%引き上げられる。

淑明(スクミョン)女子大学経営学科のソ・ヨング教授は「庶民料理の最後の砦であるインスタントラーメン価格まで引き上げられ、インフレーション加速化懸念が出ている」とし「主要飲料価格が相次いで上昇して庶民経済に負担が加重し、萎縮していた消費心理がさらに悪化するだろう」と見通した。
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