ライン(LINE)が韓国で保管中のデータを今年9月までにすべて日本に移す計画だ。
LINEの出澤剛(イデザワタケシ)社長は23日、東京で自社の個人情報保護不十分を指摘した記者会見を開き、韓国内のデータ移転計画を発表した。
これは最近、ラインが中国メーカーに開発業務を委託し、現地の社員らが日本サーバーに保管されている利用者情報にアクセスできるようにしたという日本メディアの報道が出た後の措置だ。当時、日本のメディアは、ライン利用者の情報が中国に流出する恐れがあると指摘し、ライン利用者のデータが韓国にあるサーバーに保管されたことをめぐっても問題があると報じた。
出澤剛氏は記者会見で、中国からの日本サーバーへのアクセスを遮断し、中国で行ってきたライン通信関連機能やサービスの開発・保守業務も中止したと明らかにした。
また「ユーザーにご迷惑とご心配をおかけし、心からお詫びする」とし「これまで情報流出は確認されていない」と述べた。
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