現代自、中国広州に「水素燃料電池」法人設立…グローバル攻略の本格化

[現代自、中国広州に「水素燃料電池」法人設立…グローバル攻略の本格化]



現代(ヒョンデ)自動車グループが韓国・欧州・米国に続き、中国でも水素燃料電池システム事業を本格的に拡大する。

現代自グループは15日、中国広東省広州市で、広州開発区政府と水素燃料電池システムの生産・販売法人の設立に向けた投資契約を締結したと発表した。

今回の投資契約で、現代自グループは「水素崛起」を起用している中国に初の水素燃料電池システムの海外生産基地を構築し、水素分野のトップ企業としての立地を確固にする方針だ。

現代自グループは中国の生産基地構築を機に、グローバル事業をさらに拡張する。 2030年には全世界に年間約70万基の水素燃料電池システムを供給する計画だ。

先立って、現代自グループは水素燃料電池システム事業分野で2018年、アウディとの燃料電池技術パートナーシップを皮切りに、2019年、米国Cummins社とエコパワートレイン共同開発協約を結んだ。 2020年には欧州の水素貯蔵技術会社とエネルギーソリューションスタートアップに輸出を開始したことがある。

今回の新設法人は100%現代自グループの持分で設立される。 現代自グループは2019年12月、法人設立と関連し、中国広東省政府と業務協約(MOU)を締結した。 以後、中国の水素燃料電池システム市場に進出するための事前市場調査、生産施設の建設のための敷地選定作業などを経て、最近までは広東省や広州市と細部案を協議してきた。

現代自グループの中国水素燃料電池システムの生産基地は今年2月末に着工し、2022年下半期から年間6500基を生産する予定だ。 水素電気自動車のネクソに搭載された水素燃料電池システムを主力で生産し、今後、中国中央政府政策や市場の状況に合わせて供給能力を順次拡大していくことにした。

現代自グループはエコカー・水素電気車・水素商用車をはじめ、これまで確保している世界最高水準の水素燃料電池システムの量産技術を掲げ、政府主導で成長が加速化されるものと予想される中国水素市場を先取りしていくという計画だ。

現代自グループは2013年、世界で初めて水素電気自動車のツーソンix35を量産しており、2018年、2世代の水素電気自動車のネクソを量産した後、2020年7月にはグローバル累積1万台販売を達成した。 これはグローバル自動車メーカーの水素電気車の中で一番多くの販売量であり、その基盤となった水素燃料電池システム技術は世界最高水準と評価されている。

一方、現代自グループは国内でも2018年に発表した「FCEV(水素電気自動車)ビジョン2030」によって、広範囲な水素産業の生態系を構築するため、計7.6兆ウォン規模の投資を計画通り進行している。 今後も新技術の開発を通じて、高出力システム、軽量型高密度システムなど、次世代水素燃料電池システムのラインアップを拡大するなど世界最高水準の技術優位を持続的に強化していく方針だ。
 

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