現代自、南米最大市場のブラジルでトヨタを抜いて6年連続「トップ5」入りの見通し

[写真=現代自]
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現代自が南米最大の自動車市場であるブラジルで、日本のトヨタを追い抜き、立場を強化している。

14日、ブラジル自動車流通連盟(Fenabrave)によると、今年1~11月、ブラジルで現代自は計18万2948台を販売し、シェア8.02%で、4位を占めた。 ライバル会社の日本トヨタ(15万8864台)は6.96%で、5位にランクされた。

現代自は、アジアブランドの最強者の座をめぐってしのぎを削っているトヨタとの販売台数の格差を毎年拡大している。 昨年、ブラジルで20万6029台を販売し、2019年以降5年ぶりに年間販売20万台を再び突破し、トヨタ(20万3793台)を抜いて全体4位を占めた。

今年も20万台以上の販売台数で、トヨタとの格差を2万4000台以上広げ、4位の座につく可能性が高い。 2020年から6年連続で販売台数5位の定着が有力だ。

ブラジル市場で現代自の善戦の理由としては、現地生産と戦略車種の販売を通じた現地オーダーメード型戦略が挙げられる。 ブラジルは伝統的にA、Bセグメントなど小型車の人気が高いが、最近はスポーツ用多目的車(SUV)も需要が次第に高まっている。

このような流れに合わせ、現代自はブラジル工場で現地戦略車種である小型ハッチバックのHB20、小型SUVのクレタを生産している。 HB20は2012年の発売以来、今年11月まで134万131台が売れた。 クレタは2017年の発売以来、現在まで52万6158台が販売された。 2019年には1億2500万レアル(約366億ウォン)を投資し、現地での年間生産規模を18万台から21万台まで増やした。

ブラジルは最近、脱炭素部門に投資する自動車メーカーに税制優遇を与える「グリーンモビリティ革新(MOVER)プログラム」を推進中であり、電気自動車などに強みがある現代自には恩恵として作用する見通しだ。

現代自は2024年、ブラジル内のエコカー分野への投資を発表し、水素をはじめとするエコ分野に2032年までに11億ドルを投資する計画だ。 ハイブリッド混合燃料車(FFV)専用パワートレインを開発する一方、アイオニック5とコナ・エレクトリックなどの電気自動車をブラジル市場に投入する予定だ。

一方、今回の調査でブラジル自動車市場販売1位はイタリア自動車メーカーのフィアット(48万377台・21.05%)が上がった。 ドイツのフォルクスワーゲン(38万8529台·17.02%)と米ゼネラルモーターズ(24万6401台·10.8%)の順だった。
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