​現代自、「Made in India」で現地市場の掌握力拡大

[​現代自、「Made in India」で現地市場の掌握力拡大]



現代(ヒョンデ)自動車がインドのモディ政府の「Made in India」に積極的に適応するとともに、現地市場の掌握力拡大に乗り出した。

10日、業界によると、現代自・インド法人(HMI)は最近、「オールニューi20(all-new i20)」の輸出開始を発表した。 i20は現代自動車が欧州やオーストラリア、インド市場などを攻略するために披露した小型ハッチバック車両だ。 2007年の発売開始後から昨年11月まで51万6000台が輸出された。 オールニューi20は昨年11月の発売開始以来、インド市場でも2ヵ月ぶりに予約件数3万5000台を突破し、人気を得ているモデルだ。

現代自・インド法人は"今回の新型i20の輸出が新たなMade in India10年の始まりを意味する"と明らかにした。 また、モディ政府が推進している独立インドキャンペーン「Atmanirbhar Bharat」にも寄与すると説明した。

モディインド首相は2014年就任以来、インドの製造業育成政策であるMade in Indiaプログラムを展開してきた。 昨年5月にはここからさらに一歩進んで、Atmanirbhar Bharatという名前の自立インド政策を発表した。 輸入を減らし、中国依存度を減らすという方針だ。

インド政府の方向によって、現代自の人道事業も地道に成長してきた。 現代自・インド法人によると、昨年3月、インドで累積輸出300万台を突破した。 2008年3月に50万台を超えた後、2010年3月100万台記録、2014年3月200万台を達成した。 現在、現代自・インド法人は小型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)ベニュ、サントロをはじめ、10つのモデルを全世界88カ国に輸出している。

内需販売でも堅調な実績を上げている。 昨年12月、現代自はインド市場で4万7400台を販売した。 これに先立ち、昨年10月には5万6605台を販売し、月間最多販売記録を立てたりもした。 ただ、昨年初めには新型コロナの拡散の影響で、販売量が大幅に減少した後、下半期になり、回復傾向に転じた。 現代自のインド自動車市場占有率は17%ぐらいで、2位だ。 現代自・インド法人の昨年の内需販売台数は42万3642台、輸出は9万8900台を記録した。

現代自動車は今後も現地化戦略を通じて、インド自動車市場で持続的に立地を広げる方針だ。 現代自は最近、タイヤメーカーのコンチネンタルAGやAPTIV Plcなどインド部品会社に現地生産量を増やしてほしいと要請したと伝えられた。 インドの中国依存度を減らすのに合わせ、現代自もインドで製造する企業との協力を拡大するという計画だ。 これと関連し、中国の代わりにインドで南米や東欧工場部品を調達するという観測も出ている。

業界関係者は"インドの場合、自動車市場がまだ大きくはないが、着実に成長しているところ"とし、"現代自のインド内需販売と輸出の全てがこれからも徐々に増加するだろう"と述べた。
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