​サムスン電子、ドイツGBS社に投資…「ウェアラブルロボット」市場攻略

[​サムスン電子、ドイツGBS社に投資…「ウェアラブルロボット」市場攻略]



サムスン電子がウェアラブル(外骨格)ロボット事業に拍車をかけている。 独自開発だけでなく、海外ロボット会社にも投資し、未来の成長動力に対する力量を強化するという計画だ。

外骨格ロボットは人の腕や足など体の特定部位に着用し、さらに強力な筋力と持久力を発揮できるよう支援する装置だ。 4次産業革命に合わせ、スマート工場と自動化などで主な事業に浮上するものと見込まれる分野だ。 業界では外骨格ロボット市場が2030年200億ドル(約21兆)規模に成長するものと予測している。

15日、業界によると、サムスン戦略革新センター(SSIC)傘下のサムスンカタリストファンドはドイツの投資会社であるMIG AGと共謀し、ドイツの外骨格ロボットメーカーのGBS(German Bionic Systems)に2000万ドル(約220億ウォン)の投資を進めた。 具体的な投資金額は知られていないが、6社が一緒にした今回の投資で、サムスンの投資金もかなり大きいものと見られる。

GBSは外骨格ロボット(Shoot Robot、Exoskeleton Robot、Exsosuits)を生産する会社だ。 世界で初めてインターネットを連結する知能型外骨格ロボット「CrayX」を産業用として発売した。先立って、日本のIT Farmと個人投資者たちから350万ドル(約38億ウォン)の投資誘致に成功した。

GBSのCrayXはGBI(German Bionic IO)クラウドロボットプラットフォームと結合し、リアルタイムのデータを導き出す。 これを通じて、使用者に必要なビックデーターを活用し、遠隔で維持管理とソフトウェアアップデートなどを進める。

サムスン電子が外骨格ロボット自体の開発に乗り出したりもした。 サムスン電子は2019年、米ラスベガスで開かれた「CES 2019」で、ウェアラブル外骨格ロボット「GEMS(Gait Enhancing and Motivating System)」を初公開した。

GEMSは使用者の必要に応じて、股関節、膝、足首などに着用し、歩行に関与する主要筋肉の負荷を軽減するウェアラブルロボットである。 GEMS Hip、GEMS Knee、GEMS Ankleなど3種がある。

最近はGEMS Hipが韓国ロボット産業振興院から国際標準である「ISO 13482」を国内ではじめて認証を受けて注目されたりもした。 GEMSはCrayXと違って、個人向けサービスロボットとして日常生活で使用されるため、安定性が特に重要だというのがサムスン電子側の説明だ。

一方、サムスン電子は2017年、サムスンリサーチ(Samsung Research)を発足し、傘下に人工知能(AI)センターを新設し、4次産業革命の基盤技術であるAI関連の先行研究機能を強化している。 AI関連研究を通じて、ロボットプロジェクトを実施し、ロボット事業分野も強化している。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기