9月の外貨準備高、再び「史上最高値」・・・外平債発行の効果

[写真=聯合ニュース]


韓国の外貨準備高が4ヵ月連続で史上最高値を更新した。

7日、韓国銀行が発表した「2020年9月末の外貨準備高」によると、9月末の外貨準備高は4205億5000万ドルと集計された。これは前月末比15億9000万ドル増加した数値だ。

今年3月、新型コロナの影響で外貨準備高が大幅に減少して以来、増加傾向が続いている。6月からは毎月、史上最高値を更新している。

先月の外貨準備高が増加した理由としては、政府が14億5000万ドル規模の外貨建て外国為替平衡基金債券(外平債)を発行したのが影響を及ぼした。このため、外貨資産運用収益が発生した。

資産別の割合は、有価証券が90.1%で最も多かった。続いて銀行預り金が 66.9%、国際通貨基金(IMF)ポジションとIMF特別引出権がそれぞれ1.0%と0.8%、金が1.1%を記録した。 IMFポジションとは、IMF加盟国が出資金の納入または融資等によって保有することになるIMFに対する交換性通貨の引き出しの権利である。

8月末基準で韓国の外貨準備高は変わりなく世界9位の水準である。外貨準備高が世界で最も多い国は中国(3兆1646億ドル)であり、日本(1兆3985億ドル)、スイス(1兆125億ドル)、ロシア(5944億ドル)、インド(5429億ドル)、台湾(4982億ドル)、サウジアラビア(4534億ドル)、香港(4499億ドル)などの順だった。
 
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