「最大7兆」SKバイオファーム、7月上場…Kバイオ「浮上」

[「最大7兆」SKバイオファーム、7月上場…Kバイオ「浮上」]



今年、企業公開(IPO)市場の「大魚」とされるSKバイオファームが7月上場を予告し、韓国の製薬・バイオ業界にも期待感が高まっている。 証券業界ではSKバイオファームの企業価値を最大7兆ウォン程度と推定している。 特に韓国メーカーの中では初めて米国市場に直接参入し、下半期には「K-バイオ」業界に新たな道しるべを立てるものと評価されている。

15日、SKバイオファームのチョ・ジョンウ社長はオンライン記者懇談会を開き、“SKバイオファームは韓国で初めて米国市場で直接販売を通じ、利益の最大化を図っている企業”とし、“1回限りの成功ではなく、既存の研究開発(R&D)の力量を通じて持続的に成長し、韓国の製薬・バイオ産業に滋養分を供給する役割を果たす”と強調した。

SKバイオファームは今年5月、米国市場で正式に発売された脳栓症治療剤「セノバメート」を主力製品としている。 バイオ医薬品の複製薬(バイオシミラー)の生産に止まっていた国内製薬業界では初めて技術の輸出無しに候補物質の発掘から商業化までの全過程を行った。 開発からマーケティング、直接販売まで1社が引き受けた最初の事例だ。

SKバイオファームは臨床から販売まで独自に行うグローバル製薬会社に成長するため、2000年代から中長期戦略を立ててきた。 チョ代表は“初期には他の会社と同様に、グローバル製薬会社と協業する戦略を進めてきたが、2000年代初めから中長期戦略を新たに立て、米国市場で直接販売するグローバル製薬会社としての姿を備えるという計画を立てた”とし、“脳電症市場を重点目標とし、持続的に臨床開発を進めてきた”と明らかにした。

特に今回の上場を通じ、新薬開発や商業化などグローバル製薬会社へと跳躍する成長動力を作る計画だ。 チョ代表は“セノバメートの発売後、安定的な成長のため、IPO市場に進出することが必要だったし、新薬開発に必要な資金もたくさん必要だったので、予定通りIPOを推進した”と説明した。 SKバイオファームは17日から18日まで機関投資家向けの需要予測を行い、23日から24日まで公募申し込みを行う。 上場予定日は来月2日だ。 公募予定価格は1株当たり3万6000-4万9000ウォンだ。

金融投資業界では今回のSKバイオファームのIPOを通じ、国内の製薬・バイオ企業の成長性がより浮き彫りになるという見通しが出ている。 ハイ投資証券のパク・ジェギョン研究員は“下半期には新型コロナウイルス(コロナ19)が製薬・バイオ業種に投資心理に及ぼす影響力が緩和され、個別R&Dイシューとして動くようになるだろう”とし、“SKバイオファームの成功と以後のラリーによって国内の中枢神経系(CNS)治療剤の開発に対する期待感が高まる可能性がある”と分析した。
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