[ニューヨーク株式市場] 3%急落後、再び3%急落・・・コロナ19に株式市場は暴落

  • ダウ3.15%↓S&P500 3.03%↓ナスダック2.77%↓

  • 国際原油価格2日連続急落…WTI 50ドルを下回り

[写真=AP・聯合ニュース]


25日(現地時間)、ニューヨーク株式市場はコロナ19(新型コロナウイルス)の恐怖に包まれ、昨日に続いて2日連続の下落を演出した。コロナ19の余波が世界経済に衝撃を与えかねないという恐れが作用し、リスク資産への投資心理を押さえた。

この日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ平均株価は前場より879.44ポイント(3.15%)安の2万7081.36で取引を終えた。ダウは2日間で1900ポイント以上下落した。 S&P500指数は97.68ポイント(3.03%)下げた3128.21を記録した。S&P500指数が2日連続3%以上下落したのは、金融危機が真っ最中だった2008年11月以来初めてだ。ナスダック指数は255.67ポイント(2.77%)下落した8965.61で取引を終えた。

最近の急落でダウとS&P500指数は今月初めに記録した過去最高値比7%以上下落した。ナスダック指数も19日に記録した歴代最高値比8%以上後退した状態だ。

取引序盤に反発を試みたニューヨーク株式市場は、米国もコロナ19の影響圏から自由ではないという警告が出ており、最終的に急落した取引を終えた。この日、米国の保健当局は米国人もコロナ19の地域社会への感染に向けて対策を立てなければならないと言及した。

米国の国立予防接種及び呼吸器疾患センター(NCIRD)のナンシー・メッソニエ所長は同じ日の記者会見で、"コロナ19が米国でも拡散する可能性が大きい"とし、"そのような状況(感染拡散)が発生するのかの問題ではなく、いつ発生するかの問題である"と、対策が急がれると強調した。

欧州の主要株式市場も昨日に続き下落傾向を見せた。

英国FTSE100指数は1.94%下落した7017.88で取引を終えた。ドイツのDAX指数は1.88%下げた1万2790.49で取引を終えた。フランスのCAC40指数は1.94%安の5679.68で、汎欧州指数のストックス欧州600指数は1.76%下落した404.60でそれぞれ終値を形成した。

国際原油価格は徐々に拡散するコロナ19恐怖に包まれ、50ドルを下回った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で4月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエト(WTI)は、前取引日より1バレル当たり2.97%下落した49.90ドルで取引を終えた。 WTI価格が50ドルを下回ったのは、去る2月11日以来初めてだ。ロンドンICE先物取引所の4月物ブレント原油は1バレル当たり2.4%安の54.95ドルを示した。

連日高止まりを続けた金は下落に転じた。ニューヨーク商品取引所で4月引き渡し分の金は前取引日より1オンス当たり1.6%(26.60ドル)下落した1650.00ドルを記録した。
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